Difference between revisions of "Compiling the viewer (Mac OS X)/ja"
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リンデン社では、MacintoshコンピュータでのコンパイルにXCode 2.4.1を使っています。話を簡単にするために、mpkgの内容をすべてインストールしてください。 | リンデン社では、MacintoshコンピュータでのコンパイルにXCode 2.4.1を使っています。話を簡単にするために、mpkgの内容をすべてインストールしてください。 | ||
= ファイルのインストール = | = ファイルのインストール = | ||
== CMake == | == CMake (1.21以降) == | ||
http://www.cmake.org のDownloadページの、最下部にあるcomplete download pageから、CMake 2.4.8をインストールします。 | http://www.cmake.org のDownloadページの、最下部にあるcomplete download pageから、CMake 2.4.8をインストールします。 | ||
== ソース、ライブラリ、アートワーク == | == ソース、ライブラリ、アートワーク == | ||
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#解凍したファイルを以下のようにコピーする。'''x86用ライブラリの名前を変更する点に注意'''。 | #解凍したファイルを以下のようにコピーする。'''x86用ライブラリの名前を変更する点に注意'''。 | ||
$ mkdir -p linden/libraries/include | |||
$ mkdir -p linden/libraries/powerpc-darwin/lib_debug | |||
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$ mkdir -p linden/libraries/i386-darwin/lib_debug/ | |||
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$ cp -p fmodapi375mac/api/inc/*.h linden/libraries/include | |||
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$ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmod.a linden/libraries/powerpc-darwin/lib_debug | $ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmod.a linden/libraries/powerpc-darwin/lib_debug | ||
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$ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmodx86.a linden/libraries/i386-darwin/lib_release/libfmod.a | $ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmodx86.a linden/libraries/i386-darwin/lib_release/libfmod.a | ||
= | = ビューアのビルド = | ||
== 始め方 == | |||
=== 1.20 以前 (pre-CMake) === | |||
#XCodeを起動し、プロジェクトファイル'linden/indra/newview/macview. | #XCodeを起動し、プロジェクトファイル'linden/indra/newview/macview.xcodeproj'を開きます。 | ||
# | #'libraries'または'llcommon'をアクティブターゲットに設定し、アクティブなビルド構成を選択して、librariesをビルドします。 | ||
# | #その後、'newview'をアクティブターゲットに設定し、アクティブなビルド構成を選択してプロジェクトをビルドします。 | ||
PPCビルドのためにgccバージョンを変更した場合は、4.0にgccを戻しておきます。 | |||
$ sudo gcc_select 4.0 | $ sudo gcc_select 4.0 | ||
== | === 1.21以降 (CMake) === | ||
#<code>linden/indra</code>ディレクトリへ移動し、<code>develop.py</code>を実行します。. | |||
#XCodeを起動し、プロジェクトファイル'linden/indra/newview/build-darwin-universal/SecondLife.xcodeproj'を開きます。, | |||
#プロジェクトをビルドします。 | |||
== ビルド構成について == | |||
=== 1.20以前 (pre-CMake) === | |||
; Development : この構成は、デバッグに向きます。コンパイルによってできるSecond Lifeアプリケーションは、コンパイルしているホストのアーキテクチャ用になります。 | |||
; Deployment : この構成は、デバッグがしにくくなる代わりにDevelopmentの場合よりも高速に動作します。コンパイルによってできるSecond Lifeアプリケーションは、コンパイルしているホストのアーキテクチャ用になります。 | |||
; Universal : この構成は、Deploymentと同様ですが、コンパイル結果はppcでもi386でもどちらのアーキテクチャでも実行できるものになります。 | |||
; | === 1.21以降 (CMake) === | ||
; | ; Debug: このconfigurationは、デバッグに向きます。コンパイルによってできるSecond Lifeアプリケーションは、コンパイルしているホストのアーキテクチャ用になります。最適化されていない、デバッグシンボルを含みます。 | ||
; | ; RelWithDebInfo : 主にLL_DEBUGの定義を外したDebug構成と同様です。これはビューアの速度の低下を伴う、厳密なチェックの顕著な状態を無効化します。最適化されていない、デバッグシンボルを含みます。 | ||
; Release : 最適化され、デバッグ情報を含みません。 | |||
= | == ポストビルドステップ == | ||
ビルド後のいくつかの思いがけない状態を扱うには、[http://radio-boomslang.shacknet.nu/~bb/archives/2007/09/16/index.html#e2007-09-16T19_05_06.txt Barney Boomslang post build tips]を参照します。 (全てがあなたの参考になるわけではありませんが、それでも確認する価値はあります。) | |||
= ユニットテストのビルド = | |||
From XCodeから、プロジェクト'linden/indra/test/MacTester.xcodeproj'を開き、, アクティブターゲットに'MacTester'を設定してビルドします。 | |||
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= パッチを投稿する = | = パッチを投稿する = | ||
これは確実に先が見渡せるようになるか、ソースを修正して、パッチを投稿したくなった場合は、[[Submitting patches]]を参照してください。 | |||
Revision as of 16:02, 25 November 2008
以下が、Second LifeビューアをMac OS Xでコンパイルするための手順です。その他のプラットフォームについてはCompiling the viewerを見てください。
このページの他に、source downloadsにある表のBuild Notesの欄も確認してください。
開発環境
Linden社ではMacintoshコンピュータ上でビルドするためにLeopardのXCode3.0を使用しています。(もしくはいくつかはXCode2.4を用いています。)話を簡単にするために、mpkgの内容をすべてインストールしてください。
以下の他のサードパーティが所有しているライブラリをインストールする必要があるでしょう。
リンデン社では、MacintoshコンピュータでのコンパイルにXCode 2.4.1を使っています。話を簡単にするために、mpkgの内容をすべてインストールしてください。
ファイルのインストール
CMake (1.21以降)
http://www.cmake.org のDownloadページの、最下部にあるcomplete download pageから、CMake 2.4.8をインストールします。
ソース、ライブラリ、アートワーク
コンパイルに必要なソースファイル、コンパイル済みの第三者のライブラリ、アートワークファイルは、source downloadsのページから入手できます。Mac/Linux (LF) sourceと、Mac libraryと、Artworkのzipファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたアーカイブを同じディレクトリに解凍します。そのディレクトリの名前には、空白を含まないようにします。例えば、アーカイブをダウンロードしたディレクトリで、次のようにします。(ここで x.x.x.xはバージョン番号で、例えば 1.14.0.1 となります。)
$ tar xvfz slviewer-src-x.x.x.x.tar.gz $ tar xvfz slviewer-darwin-libs-x.x.x.x.tar.gz $ unzip slviewer-artwork-x.x.x.x.zip
Stuffit がインストールされていると、ダウンロードしたときに .gz が自動的に伸長されて取り除かれます。その場合は、tar xvf のように z オプションを付けずに解凍します。.zip は、自動的に解凍されてしまいます。ブラウザで、ダウンロードファイルをクリックするのではなく、リンクを右クリックしてDownload Linked Fileを選ぶと、.gzと.zipのままダウンロードできるかもしれません。
正確なファイル名はバージョンによって異なります。
ダウンロードしたアーカイブをダブルクリックして解凍した場合には (それぞれのアーカイブは別のフォルダとして解凍されますが)、フォルダをドラッグして別のフォルダに重ねると、同じ名前のフォルダの内容は、Windowsのようにマージされるのではなく、古いフォルダが新しいフォルダの内容で置き換わってしまうという点に注意してください。
source downloadsのページにダウンロードしたビューアのバージョンに特有の特別なコンパイルの注意 (Build Note) があれば、その内容も確認してください。
ライブラリを自分でコンパイルしてイントールする (オプション)
リンデン社では、皆さんの便宜を図る目的で、配布の許可が得られたライブラリをパッケージにまとめて、ダウンロードして開発用ディレクトリに解凍すればいいようにしています。前述の手順に従うと、あらかじめコンパイル済みの第三者のライブラリの開発用ファイルがインストールできます。それを使う代わりに、このライブラリを自力でコンパイルしたい人は、別のページの説明を見てください。
オープンソースでないライブラリのインストール
ビューアは、いくつかのオープンソースでないライブラリを必要とします。リンデン社は、これらのライブラリの開発用ファイルを配布していないので、ダウンロードのページからライブラリパッケージを入手した場合でも、個別にダウンロードしてインストールする必要があります。(これは、ライセンスの制約によるものです。リンデン社では、これらのライブラリの開発ファイルを配布できるように努力しましたが、許可が得られませんでした。ですから、これ以上いろいろ言わず、自分で入手してください。)
Fmod
- fmod 3.75 programmers api for macintoshをダウンロードして解凍。
- (これよりも新しいバージョンをダウンロードしない。v3.75を使うこと。)
- 解凍したファイルを以下のようにコピーする。x86用ライブラリの名前を変更する点に注意。
$ mkdir -p linden/libraries/include $ mkdir -p linden/libraries/powerpc-darwin/lib_debug $ mkdir -p linden/libraries/powerpc-darwin/lib_release $ mkdir -p linden/libraries/i386-darwin/lib_debug/ $ mkdir -p linden/libraries/i386-darwin/lib_release $ cp -p fmodapi375mac/api/inc/*.h linden/libraries/include $ cp -p fmodapi375mac/api/inc/*.h linden/libraries/include $ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmod.a linden/libraries/powerpc-darwin/lib_debug $ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmod.a linden/libraries/powerpc-darwin/lib_release $ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmodx86.a linden/libraries/i386-darwin/lib_debug/libfmod.a $ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmodx86.a linden/libraries/i386-darwin/lib_release/libfmod.a
ビューアのビルド
始め方
1.20 以前 (pre-CMake)
- XCodeを起動し、プロジェクトファイル'linden/indra/newview/macview.xcodeproj'を開きます。
- 'libraries'または'llcommon'をアクティブターゲットに設定し、アクティブなビルド構成を選択して、librariesをビルドします。
- その後、'newview'をアクティブターゲットに設定し、アクティブなビルド構成を選択してプロジェクトをビルドします。
PPCビルドのためにgccバージョンを変更した場合は、4.0にgccを戻しておきます。
$ sudo gcc_select 4.0
1.21以降 (CMake)
linden/indra
ディレクトリへ移動し、develop.py
を実行します。.- XCodeを起動し、プロジェクトファイル'linden/indra/newview/build-darwin-universal/SecondLife.xcodeproj'を開きます。,
- プロジェクトをビルドします。
ビルド構成について
1.20以前 (pre-CMake)
- Development
- この構成は、デバッグに向きます。コンパイルによってできるSecond Lifeアプリケーションは、コンパイルしているホストのアーキテクチャ用になります。
- Deployment
- この構成は、デバッグがしにくくなる代わりにDevelopmentの場合よりも高速に動作します。コンパイルによってできるSecond Lifeアプリケーションは、コンパイルしているホストのアーキテクチャ用になります。
- Universal
- この構成は、Deploymentと同様ですが、コンパイル結果はppcでもi386でもどちらのアーキテクチャでも実行できるものになります。
1.21以降 (CMake)
- Debug
- このconfigurationは、デバッグに向きます。コンパイルによってできるSecond Lifeアプリケーションは、コンパイルしているホストのアーキテクチャ用になります。最適化されていない、デバッグシンボルを含みます。
- RelWithDebInfo
- 主にLL_DEBUGの定義を外したDebug構成と同様です。これはビューアの速度の低下を伴う、厳密なチェックの顕著な状態を無効化します。最適化されていない、デバッグシンボルを含みます。
- Release
- 最適化され、デバッグ情報を含みません。
ポストビルドステップ
ビルド後のいくつかの思いがけない状態を扱うには、Barney Boomslang post build tipsを参照します。 (全てがあなたの参考になるわけではありませんが、それでも確認する価値はあります。)
ユニットテストのビルド
From XCodeから、プロジェクト'linden/indra/test/MacTester.xcodeproj'を開き、, アクティブターゲットに'MacTester'を設定してビルドします。
パッチを投稿する
これは確実に先が見渡せるようになるか、ソースを修正して、パッチを投稿したくなった場合は、Submitting patchesを参照してください。