Difference between revisions of "Compiling the viewer (Mac OS X)/ja"

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== ライブラリを自分でコンパイルしてイントールする (オプション) ==
== ライブラリを自分でコンパイルしてイントールする (オプション) ==


リンデン社では、皆さんの便宜を図る目的で、配布の許可が得られたライブラリをパッケージにまとめて、ダウンロードして開発用ディレクトリに解凍すればいいようにしています。[[#ソース、ライブラリ、アートワーク|前述の手順]]に従うと、あらかじめコンパイル済みの第三者のライブラリの開発用ファイルがインストールできます。それを使う代わりに、このライブラリを自力でコンパイルしたい人は、[[Compiling the viewer library (Mac OS X)|別のページ]]の説明を見てください。
リンデン社では、皆さんの便宜を図る目的で、配布の許可が得られたライブラリをパッケージにまとめて、ダウンロードして開発用ディレクトリに解凍すればいいようにしています。[[#ソース、ライブラリ、アートワーク|前述の手順]]に従うと、あらかじめコンパイル済みの第三者のライブラリの開発用ファイルがインストールできます。それを使う代わりに、このライブラリを自力でコンパイルしたい人は、[[Compiling the viewer libraries (Mac OS X)|別のページ]]の説明を見てください。


== オープンソースでないライブラリのインストール ==
== オープンソースでないライブラリのインストール ==

Revision as of 06:03, 24 September 2007

以下が、Second LifeビューアをMac OS Xでコンパイルするための手順です。その他のプラットフォームについてはCompiling the viewerを見てください。

このページの他に、source downloadsにある表のBuild Notesの欄も確認してください。

開発環境

リンデン社では、MacintoshコンピュータでのコンパイルにXCode 2.4.1を使っています。話を簡単にするために、mpkgの内容をすべてインストールしてください。

ファイルのインストール

ソース、ライブラリ、アートワーク

コンパイルに必要なソースファイル、コンパイル済みの第三者のライブラリ、アートワークファイルは、source downloadsのページから入手できます。Mac/Linux (LF) sourceと、Mac libraryと、Artworkのzipファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたアーカイブを同じディレクトリに解凍します。そのディレクトリの名前には、空白を含まないようにします。例えば、アーカイブをダウンロードしたディレクトリで、次のようにします。(ここで x.x.x.xはバージョン番号で、例えば 1.14.0.1 となります。)

$ tar xvfz slviewer-src-x.x.x.x.tar.gz
$ tar xvfz slviewer-darwin-libs-x.x.x.x.tar.gz
$ unzip slviewer-artwork-x.x.x.x.zip

Stuffit がインストールされていると、ダウンロードしたときに .gz が自動的に伸長されて取り除かれます。その場合は、tar xvf のように z オプションを付けずに解凍します。.zip は、自動的に解凍されてしまいます。ブラウザで、ダウンロードファイルをクリックするのではなく、リンクを右クリックしてDownload Linked Fileを選ぶと、.gzと.zipのままダウンロードできるかもしれません。

正確なファイル名はバージョンによって異なります。

ダウンロードしたアーカイブをダブルクリックして解凍した場合には (それぞれのアーカイブは別のフォルダとして解凍されますが)、フォルダをドラッグして別のフォルダに重ねると、同じ名前のフォルダの内容は、Windowsのようにマージされるのではなく、古いフォルダが新しいフォルダの内容で置き換わってしまうという点に注意してください。

source downloadsのページにダウンロードしたビューアのバージョンに特有の特別なコンパイルの注意 (Build Note) があれば、その内容も確認してください。

ライブラリを自分でコンパイルしてイントールする (オプション)

リンデン社では、皆さんの便宜を図る目的で、配布の許可が得られたライブラリをパッケージにまとめて、ダウンロードして開発用ディレクトリに解凍すればいいようにしています。前述の手順に従うと、あらかじめコンパイル済みの第三者のライブラリの開発用ファイルがインストールできます。それを使う代わりに、このライブラリを自力でコンパイルしたい人は、別のページの説明を見てください。

オープンソースでないライブラリのインストール

ビューアは、いくつかのオープンソースでないライブラリを必要とします。リンデン社は、これらのライブラリの開発用ファイルを配布していないので、ダウンロードのページからライブラリパッケージを入手した場合でも、個別にダウンロードしてインストールする必要があります。(これは、ライセンスの制約によるものです。リンデン社では、これらのライブラリの開発ファイルを配布できるように努力しましたが、許可が得られませんでした。ですから、これ以上いろいろ言わず、自分で入手してください。)

Fmod

  • fmod 3.75 programmers api for macintoshをダウンロードして解凍。
  • (これよりも新しいバージョンをダウンロードしない。v3.75を使うこと。)
  • 解凍したファイルを以下のようにコピーする。x86用ライブラリの名前を変更する点に注意
$ cp -p fmodapi375mac/api/inc/*.h linden/libraries/include
$ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmod.a linden/libraries/powerpc-darwin/lib_debug
$ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmod.a linden/libraries/powerpc-darwin/lib_release
$ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmodx86.a linden/libraries/i386-darwin/lib_debug/libfmod.a
$ cp -p fmodapi375mac/api/lib/libfmodx86.a linden/libraries/i386-darwin/lib_release/libfmod.a


ビューアのコンパイル

XCodeを起動し、プロジェクトファイル'linden/indra/newview/macview.xcodeprojを開きます。 続いて'libraries'をactive targetにして、active build configurationを適切に選択し、buildします。 その後'newview'をactive targetにして、active build configurationを適切に選択し、buildする。

もしも、ppcアーキテクチャのMacintoshを使っているためにgccのバージョンを変更していれば、以下のようにしてgccを4.0に戻しておく。

$ sudo gcc_select 4.0

Build Configurationについて

Development
このconfigurationは、デバッグに向きます。コンパイルによってできるSecond Lifeアプリケーションは、コンパイルしているホストのアーキテクチャ用になります。
Deployment
このconfigurationは、デバッグがしにくくなる代わりにDevelopmentの場合よりも高速に動作します。コンパイルによってできるSecond Lifeアプリケーションは、コンパイルしているホストのアーキテクチャ用になります。
Universal
このconfigurationは、Deploymentと同様ですが、コンパイル結果はppcでもi386でもどちらのアーキテクチャでも実行できるものになります。

ユニットテスト

XCodeで、プロジェクトファイル'linden/indra/test/MacTester.xcodeproj'を開き、'MacTester'をアクティブターゲットにしてbuildします。

パッチを投稿する

ソースを修正して、パッチを投稿したくなった場合は、Submitting patchesを参照してください。