Difference between revisions of "Bug Tracker/ja"

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{{Help/ja|Parent=Issue tracker|BugFixes=*}}
{{Help/ja|Version=1|Parent=Issue tracker|BugFixes=*}}
{{TOCright}}
{{OSWikiContribBox|parent=QA}}
 
{| cellpadding="1" cellspacing="1" style="width: 70%; vertical-align: top;"
| colspan="2" style="padding: 0;" |
|-
| style="width: 100%; vertical-align: top;" |
{| border="0" cellspacing="0" cellpadding="0" width="100%"
| style="background-color:#fff;" width="0" |
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|}
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<div style="padding:10px; text-align: justify;">
本サイト(JIRAも含む)へのすべての提案・投稿は [[Project:Contribution_Agreement|セカンドライフ・プロジェクトへの貢献・寄贈に関する同意規定]]により管理されます。パッチやその他の情報を本サイトを利用して投稿した場合、あなたはこの同意規定を読み、理解して、条文の内容に同意したものとみなされます。
</div>
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{{OSWikiContribBox|parent=QA}}
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| rowspan="1" width="30%" colspan="2" height="37px" valign="top" style="background:#fff; border:2px solid #ABCDEF; border-bottom:0; padding:0; padding-right:1em; margin:0; -moz-border-radius-topright:1em" | [[Image:cartella_blu.jpg|none]] <div style="margin-top:-37px; padding-left:5px">[[Image:Info.png|36px]]</div><div style="padding-left:45px; margin-top:-29px; font-size:130%">'''サポートを依頼する場ではありません'''</div>
|}
| style="border-bottom:2px solid #ABCDEF;" width="8" | &nbsp;
| style="border-bottom:2px solid #ABCDEF;" width="100%"| &nbsp;
|}
{| style="width:100%; margin-bottom:.5em; font-size:95%; text-align:left; padding:-2px; background:none" cellpadding="0" cellspacing="0"
| rowspan="1" width="100%" colspan="2" valign="top" style="background:#FFF; border:2px solid #ABCDEF; border-bottom:0; border-top:0; padding:0; margin:0" |
<div style="padding:10px; text-align: justify;">
<span style="color: red; font-weight: bold;">JIRAイシュー・トラッカーは技術サポートを求めるしくみではありません。</span>その状況について個別に調査が必要になるような個人的な問題は投稿しないでください。もしアカウント固有の問題について助けが必要であれば [http://secondlife.com/support support resources|サポートリソース] を使用してください。
 
JIRAイシュー・トラッカーではなくサポートを使う例:
* "土地の月額維持費用の変更がうまく行かない"
* "持ち物の一部が無くなってしまいました"
* "誰かが私の L$を盗んだみたいです"
</div>
|-
| colspan="2" class="radius_bottom" style="border:2px solid #ABCDEF" | <div style="font-size:0">[[image:pix.gif|6px]]</div>
|}
|}


<span style="color: red; font-weight: bold;">JIRAイシュー・トラッカーは技術サポートを求めるしくみではありません</span>  "'もしそれぞれのアカウント固有の問題について助けが必要であれば [http://secondlife.com/support support resources|サポートリソース] を使用してください"'
パブリック・イシュー・トラッカーは http://jira.secondlife.com で運用されています。これはSecond Lifeコミュニティによって報告された各種の案件(バグや新機能要望など)を管理する、検索可能なデーターベースです。このシステムを使ってオープンソース版、もしくは通常版のSecond Lifeを使用しているときに見つけた問題について情報提供することができます。このページではそのツールの使い方について解説を行っています。


"'注意"':本サイト(JIRAも含む)へのすべての提案・投稿は [[Project:Contribution_Agreement|セカンドライフへの貢献に関する同意規定プロジェクト]]により管理されます。パッチやその他の情報を本サイトを利用して投稿した場合、あなたはこの同意規定を読み、理解して、条文の内容に同意したものとみなされます。
より詳細に言うと、JIRAは[http://www.atlassian.com/software/jira Atlassian]として販売されている案件プロジェクト管理ツールです。Second Lifeでは主にオープンソース関連で使用されており、"Public JIRA"、"PJIRA"、もしくは単に"JIRA"と呼ばれることが多いです。


= イシュー・トラッカー、PJIRAとは何? =
パブリック・イシュー・トラッカーとは "一般向けJIRA"、"PJIRA"として知られているもので、[http://www.atlassian.com/software/jira Atlassian]というツールを用いて http://jira.secondlife.com にて公開されている問題解決のためのプロジェクト管理ツールです。このサイトはセカンドライフ・オープンソース・イニシアチブが セカンドライフの様々なコミュニティから報告された案件(バグ情報や機能リクエストなど)をデータベースに入れて管理するために使用されています。あなたも、オープンソースそのものもしくは通常版のセカンドライフを使用して気がついた問題点などを投稿することができます。JIRAを使用する前にこのページの情報をよく理解するようにしてください。


= どのような仕組みか? =
= どのような仕組みか? =
JIRAに作成されているバグ報告は障害について、そしてもし可能であればその再現方法に関する記述で構成されています。新機能要望の場合は どのような機能が欲しいか、そしてその機能はどのように動くべきかの記述で作成されています。いずれの案件もその後、他のユーザーによってより簡潔な表現に修正されたり再現方法が追記されたりし、また同時にその案件がどの程度一般的か他のユーザによる投票が行われます。オープンソースの開発者の方であれば その案件を修正したり改善したりする "パッチ"を添付することもできます。投票は [[bug triage|バグ・トリアージ]]と同様、それぞれの案件の優先順位付けをする目安になります。承認された案件はリンデンの社内向け JIRAに "インポート" されます。
主として扱われている案件は2種類あります。バグ報告と新機能の要望です。
* '''バグ報告'''は不具合の詳細と、その再現方法からなります。
* '''新機能'''の要望には機能の説明と、実際に実装される場合どのような動作をするべきかを記述します。


案件がリンデンの注意を引いたあとも継続して手助けをすることが可能です。修正・変更がなされて、一般向けリリースを待っている状態のバグは "resolved - fixed internally(内部で処理済)"とマークされます。修正・変更が利用可能な状態になったら "resolved - fixed(処理済・修正済)"とされ、ほとんどのユーザーにとって満足な状態になったと確認された時点で "closed - fixed(完了済・修正済)"とされます。
# いずれの案件の場合も、興味を持った他の住人の方が より説明や再現手順を簡略化したりすることができます。
# 話題の案件であれば他の住人の方からの投票を集めることでしょう。
# オープンソース・コミュニティのプログラマーの方であればパッチを提供したり、その案件に関連するコードそのものを修正したりすることもできます。
# 投票することで案件の重要度を明確にすることができます。これは[[bug triage|バグ・トリアージュ]]と同じです。
# Linden Labに確認された案件は "imported"としてLinden Lab社内のJIRAにコピーされます。'''これはそのバグを調査および対策を実施する予定に入れたということです'''。


"fixed internally(内部で修正済)"と"fixed(修正済)"について補足しておきます。案件のうち他の案件と明らかに重複しているもの、再現ができないもの、誤って投稿されているもの、バグではない(仕様)であるもの、不完全なものなども解決済や完了として処理されることがあります。
案件がリンデンの注意を引いたあとも案件のステータスをおうことができます:


= セカンドライフ JIRAに関する良くある質問 =
* 修正・変更がなされて、一般向けリリースを待っている状態のバグは '''"Fix Pending"'''と表示されます。
* 変更が新バージョンのSecond Lifeで利用可能になったら '''"Fixed"'''になります。
* 一般的にLinden Labの[[QA Portal|品質保証チーム]]もしくはコミュニティによって修正が完了したと確認された案件は'''"Resolved"'''または'''"Closed"'''とされます。


== 注意事項 ==
"Fix Pending(修正適用待ち)"と"fixed(修正済)"について補足しておきます。案件のうち他の案件と明らかに重複しているもの、再現ができないもの、誤って投稿されているもの、バグではない(仕様)もの、不完全なものなども解決済や完了として処理されることがあります。
<span style="color: red; font-weight: bold;">JIRAイシュー・トラッカーは技術サポートではありません。</span>くれぐれもこれらのような案件は投稿しないでください。


:* 「クラッシュし続けるんだけどどうにかして!」
:* 「誰かが私のお金を盗んだんです」
:* 「いまいるシム、ラグが凄いんだけど」
:* 「家を作る方法を教えて?」
:* [https://jira.secondlife.com/secure/QuickSearch.jspa?searchString=misfiled 誤って投稿されている案件の例]


'''対策ができないような問題や手順が明確ではないもの(下記に詳細を示します)を投稿することは他のレジデントがイシュー・トラッカーを使用する際の妨げになります。''' もし個別に対応を必要としている場合は [http://secondlife.com/community/support.php サポートに連絡をとる] を参照して正しい宛て先に連絡するようにしてください。なおその際にはあなたを手助けできるように ''役に立つ詳細情報'' を伝えるようにお願いします。
== バグ報告や新機能要望を作成する ==
どこから手を付けてよいかわからない場合は、まず15分のこの解説ビデオを見てみてください。


案件を報告する前に [http://secondlife.com/community/support.php サポート情報]をざっと検索すること、[http://blog.secondlife.com/ リンデン公式ブログ]に最新の情報や現状報告がでていないか見てみることをお勧めします。
:<videoflash>Jofq8ClPfNg</videoflash>


もしあなたが *何回試してみても* ログインできない場合、この障害は(セカンドライフを停止させてしまうほどの)重大な問題としてリンデンは取り扱います。ただし JIRAは(個別案件ではなく)広範囲においてログインできない障害が発生している、などの問題に対応するためのものとして使用されていますので、個々に障害報告を投稿するのではなくその日の日付で投稿されている最初の「ログインできません」報告にコメントをしたり投票をするようにしてください。


== ログイン方法 ==
=== バグ報告のガイドライン ===
* https://jira.secondlife.com を開いて右上の 'Log In'リンクをクリックします。
* セカンドライフのユーザー名とパスワードをログイン画面に入力します。
* 元のメインページに戻りますが「Create Issue(案件を作成する)」などの項目やプロフィールを変更したりフィルターを作成したりするリンクが追加されているのに気がつくでしょう。


== バグと新機能要望 ==
{| style="background:#fffff0; width:85%; border:3px dashed #ABCDEF; padding:15px;"
* バグ報告をする '''前に''' [[Bug_Reporting_101/ja|品質保証にかかわるバグ報告をする際のガイドライン]] を読んでください。
|
* JIRAを使って新機能の提案をすることもできます。(JIRAの [http://secondlife.com/vote/ 投票機能]で投票することは手助けすることで向上します。)(※訳注:このパラグラフは意味がよくわかりません…)
* '''必ず!再現手順を示してください。'''(番号を振って!)。再現できないバグは調査することができません。容易に再現することができれば、それだけ速く修正することができます。
** 「何かをアップロードしようとするとクラッシュします」という書き方は再現手順としてはあまりよくありません。再現方法は特定の順序で書くようにしてください:
**: <font color="grey">1.「アップロード」-「画像($L10)...」をクリックします。
**: 2.JPGではなく .TXTを選択します。
**: 3.Openボタンを押すと
**: 4.発生した現象:Second Lifeビュワーがクラッシュします。クラッシュ報告の窓も開きません。</font>
** 書いてみたものを友達に送って、再現できるかどうか確認してもらってください。もし友達もあなたと同じように障害を再現できるなら、私たちも再現できる可能性が高いですよね?


== プロフィール ==
* スクリーンショットや動画、クラッシュログ、その他なんでも関係のありそうなものを添付する(1ファイル10MBまで)のも検討してください。上の例で言えばあなたがアップロードしようとしてクラッシュを巻き起こしたファイルを添付すると良いでしょう。
* JIRAユーザーはすべてプロフィールを登録することができます。プロフィールにはユーザー名(SLのアバター名)、フルネーム(私達の場合は、これもSLのアバター名です)、そしてあなたが所属している JIRAのグループすべてが含まれます。ほとんどの人は「jira-users」というグループに所属しているはずです。


* アカウントに関連付けられているメールアドレスは他の人には公開されません。このアドレスは現時点では編集したり確認したりすることはできません。セカンドライフのデータベースから直接メールアドレスを取得する機能は現在使用できません。
* 1つの案件で複数の事例を説明しないでください。それぞれ別の内容のバグは別の案件として管理する必要があります。


* セカンドライフのアカウントと一致しなくなる可能性があるため、JIRAではプロフィールを編集することができなくなっています。もしメールアドレスなどのアカウント情報を修正したい場合は secondlife.comの [https://secondlife.com/account アカウント管理ページ] へログインしてください。
* 投稿しようとしてる案件が重複していないかどうか事前に検索して確認してください。


== 詳細設定を行う ==
* バグ報告をする場合、個人を特定するような情報や住人の名前を取り除くようにしてください。もしそのバグがあなただけ、もしくは特定の少数の人々にだけ発生するのであれば[http://support.secondlife.com サポート・ポータル]などの他の手段を検討してみてください。
* 1ページ毎に表示する案件の数をもっと増やしたい場合、表示言語を変更したい場合はログインした後に [https://jira.secondlife.com/secure/UpdateUserPreferences!default.jspa ユーザー詳細の更新] をしてください。(メールアドレスオプションは現在使用できなくなっています。理由は {{JIRA|WEB-58}} を参照してください。


== プロジェクトとコンポーネント ==
* 「プロジェクト」は各案件を分類分けするのに使用します。
* 「コンポーネント」はそれによってシステムのどの部分に影響を受けるかを示します。言い換えれば、プロジェクトのどの部分に問題があるか?ということです。
{| class="wikitable" border="1"
|+ JIRAで使用されるプロジェクトとコンポーネント
! ビュワー (VWR) !! サービス (SVC) !! ウェブサイト (WEB) !! その他 (MISC)
|- valign="top"
|
* Avatar/Character(アバター/キャラクター)
* Building (in-world)(建築 - SL内)
* Chat/IM(チャット/IM)
* Crashes(クラッシュ)
* Documentation(文書)
* Graphics(グラフィックス)
* Internationalization(国際化)
* Inventory(持ち物)
* Land(土地)
* Linden Dollars (L$)(リンデンドル)
* Missing Content(不足している機能など)
* Performance(パフォーマンス)
* Permissions(権限)
* Physics(物理系)
* Scripting(スクリプト)
* Sound(音)
* Source Code(ソースコード)
* Stipends(お小遣い)
* User Interface(ユーザーインタフェース)
* Voice(ボイス)
|
* HTTPRequest
* Internationalization(国際化)
* Performance(パフォーマンス)
* Physics(物理)
* Scripts(スクリプト)
* Simulation(シミュレーション)
* Teleport(テレポート)
* XML-RPC
|
* Account summary(アカウント情報)
* blog.secondlife.com(公式ブログ)
* Developer Directory(開発者向け情報)
* Events(イベント情報)
* forums.secondlife.com(公式フォーラム)
* Friends Online(フレンドリスト)
* Interactive map(リアルタイムマップ)
* jira.secondlife.com(JIRA)
* Land Store(ランドストア)
* lindenlab.com(リンデンラボ サイト)
* Lindex(リンデン公式通貨市場)
* New account creation(新規登録)
* Public Data Feeds()
* Public Metrics & Charts()
* secondlife.com(公式サイト)
* teen.secondlife.com(ティーングリッド公式サイト)
* wiki.secondlife.com (公式ウィキ)
|
* Miscellaneous(その他)
|}
|}


;セカンドライフ・ビュワー (VWR): セカンドライフのビュワー(クライアント)に関連する案件はこのプロジェクトとして報告します。
:'''例''':
:* llGetDate() が誤った日付を返してくる。3月19日 10:30 PM PDTに確認した例では llGetDate() は 2007-03-20を返してきた。(コンポーネントは Scripting - スクリプト)
:* 「ビデオカードのドライバを更新して以来、アバターの服がぜんぶ真っ黒で表示されるようになった」(コンポーネントは Avatar/Character - アバター)
:* 「ログアウトして戻ってくると持ち物一覧が正しくない並び順になってしまう」(コンポーネントは Inventory - 持ち物)


;セカンドライフ・サービス (SVC): セカンドライフのサービスに関連する案件はこのプロジェクトとして報告します。
=== 最新情報をチェックしましょう ===
:'''例''':
# 案件を報告する前に[[Release Notes|更新情報]]をチェックして最近の変更事項をチェックしましょう。往々にして既知の問題として把握されている事項や、意図した変更であることがあります。例えば「0L$で土地を販売することができません!」というのは意図した制限であってバグではありません。(訳注:「誰でも買える」の設定では L$0に設定できないようになっています。)
:* 「複数のアバターが同時に同じ場所にテレポートするとサーバーのパフォーマンスが落ちる」(コンポーネントは Performance - パフォーマンス または Teleport - テレポート、もしくは両方)
# もう1点、[https://support.secondlife.com/ics/support/default.asp?deptID=4417&task=knowledge&questionID=3884 ビデオドライバーは最新のものになっているかどうか]もチェックしてください。より上級者の方向けには[http://www.omegadrivers.net/ Omega Drivers]という改変バージョンのドライバーもあります。
:* 「セカンドライフ グリッドのダウンタイム(メンテナンスなどでの切断時間)後から渡しのスクリプトが外部と通信できなくなりました」(コンポーネントは Scripts - スクリプト)


;セカンドライフ・ウェブサイト (WEB): セカンドライフのウェブサイトに関連する案件はこのプロジェクトとして報告します。
:'''例''':
:* 「名前にダッシュ(-)が入っていると Wikiにログインできない」(コンポーネントは wiki.secondlife.com)
:* 「ログイン情報を記憶する設定にしても jira.secondlife.comにログインしようとすると毎回認証を求められる」(コンポーネントは jira.secondlife.com)


;セカンドライフ・その他 (MISC): セカンドライフに関連する上記に当てはまらないその他の案件はこのプロジェクトとして報告します。
[http://secondlife.com/community/support.php サポート情報]をざっと検索すること、[http://blog.secondlife.com/ リンデン公式ブログ]に最新の情報や現状報告がでていないか見てみることをお勧めします。
:'''例''':
:* 「TOS(Term of service = 利用規約)によるとソースコードの改変が許されていない」(コンポーネントは Miscellaneous - その他)


== セキュリティ関連 -- 別名「失われた5番目のプロジェクト」 ==
セキュリティに関連する案件は jira.secondlife.comにあげるのではなく [mailto:security@lindenlab.com セカンドライフ セキュリティ メーリングリスト] へメールしてください。リンデンラボに直接連絡することでセカンドライフを安全に保ちましょう。


セキュリティ関連の報告の上げ方や有効な報告を上げていただいた場合の報奨金についてなどは [[security issues|セキュリティ関連]] ページを確認してください。
=== その案件がすでに登録されていないかチェックしましょう ===


== 「WorkingOnIt Linden」って誰? ==
広範囲なシステム障害について案件登録をする場合は、その前に[http://secondlife.com/community/support.php サポート・リソース]を検索してみてください。また[http://status.secondlifegrid.net/ ステータス・リポート]の最新情報も見てみてください。
案件が処理中の場合、担当者が「WorkingOnIt Linden」となっていることがあります。このアカウントはリンデン共有で使用しているものです。詳細は [[User:WorkingOnIt Linden]] を見てください。


== JIRAそのもののバグを発見しよう! ==
重複して案件を登録しないように注意するのはとても大事なことです。重複案件を整理してまわるのは(Linden Labのスタッフにとっても、住人にとっても)ムダな作業、ムダな時間です。本当に重要なバグや新機能要望が埋もれて注目されづらくなるという弊害もあります。より活発にやりとりがされている案件はより注目されるという原則からしても、同じ内容の問題が分かれて登録されるのは望ましくありません。
JIRAそのもののバグを見つけた場合や新機能要望がある場合、SLのパブリック JIRAではなく Atlassian(JIRAソフトウェアの開発元)が運営している JIRAに投稿してください。Atlassianの JIRAは http://jira.atlassian.com です。


もし Atlassian JIRAへ投稿をした場合は [[Talk:Issue tracker#Feature requests for Atlassian|ここ]] にリンクを張ってもらえると助かります。
ログインするとまずダッシュボードが表示されます。ここから登録されている案件を検索して最新の情報をみることができます。例えば、show all unresolved issue(未解決の案件を全表示)を選択してそこから検索キーワードを追加して検索することができます。もちろん単純に'''Quick Search'''ボックスから検索をすることもできます。どちらでもかまいませんが、案件を登録しようとする前には必ず検索をしてみるようにしましょう!


= 検索 =
::登録しようとしていた内容がすでに案件登録されていた場合でも、まだできることがあります。
::* コメントを入れて、現象のさらなる詳細を追加する。
::* もしそれがバグであれば、他の再現方法を登録する。
::* これは重要だという意思表示をするために投票をする。
::より多くの情報が集まれば、それだけ解決が容易になる可能性が高まります。


== パラメータ ==
* パラメータについて少し知っておくと JIRAで検索するのがとても簡単になります。
* JIRAでの検索方法説明は [http://www.atlassian.com/software/jira/docs/v3.7.1/querysyntax.html JIRAのクエリー文法] と [http://www.atlassian.com/software/jira/docs/v3.7.1/quicksearch.html JIRA簡易検索] を参照してください。


== 検索の実行 ==
=== バグを報告する ===
* まず画面上部にある「Find Issues(案件検索)」リンクをクリックします。
JIRAに新規のバグ報告をする手順は下記の通りです:
* 次に画面左側にでている検索パネルに検索したいパラメータを入力します。
# 画面上部のナビゲーションバーにある「Create New Issue(新規案件の作成)」をクリック。もしリンクが見つからない場合は [[#ログイン方法|JIRAにログイン]] できているかどうか確認してください。
* 例えば、未解決で「avatar(アバター)」というキーワードを含んでいる案件を検索したい場合このようなパラメータになります。
#1枚目のページでは:
** Project(プロジェクト)= all projects(プロジェクトすべて)
#* [[#プロジェクトとコンポーネント]] を参照して、登録しようとしているバグにもっとも適切なプロジェクトを選択します。
** Text search(文章検索)= avatar
#* 「issue type(案件の種類)」で「Bug(バグ)」を選びます。
** Resolutions(対処状況)= Unresolved(未解決)
#* 「NEXT(次へ)」をクリックします。
*別の例として、先週解決した特定のプロジェクトに関する案件を検索してみましょう。例えば、セカンドライフ・ビュワーに関するバグで 2007年の 2月1日から 2月14日の間に解決した案件を探したいとします。この場合の入力はこのようになります
#次のページでは:
** (任意:検索パネルの「New」をクリックして前に検索した内容をクリアします)
## 簡潔かつ説明がキチンとされたサマリー(タイトル)を案件に付けます。
** Project(プロジェクト) = Second Life Viewer
## バグの「priority(優先度)」を選びます。例えば「showstopper」バグであればプログラム自体が使い物にならなくなるレベル、「small」であればほんの表面的な問題。ドロップダウンメニューの隣にあるヘルプアイコンをクリックしてこれらの分類詳細を確認してください。
** Resolution(対処状況)= Fixed(修正済)
## バグの範囲を絞り込むため「components(コンポーネント)」を選びます。Ctrlキーを押しならがクリックすることで複数のコンポーネントを選ぶことができます。
** Updated After(この日付以降に更新)= January 31, 2007
## バグの影響がある「versions(バージョン)」を選びます。自分でそのバグを確認したものだけを選ぶようにしてください。なお、「first look」を選ぶときは そのバグが First Look''だけ''に発生している場合だけにしてください。
** Updated Before(この日付以前に更新)= February 15, 2007
## そのバグが特定のハードウェアやソフトウェアでのみ発生することに気がついた場合は「envirionment(環境)」に問題が発生したそれを記載してください。
##* セカンドライフのメニューの中の「ヘルプ」-[[:Image:About_Second_Life_-_1.17.2.png|About Second Life...]]からそれらの環境情報をコピーするのが一番の手でしょう。事象を特定することには意味があります。(Windows、Mac、Linuxのどの環境か?どのグラフィックカードを使用しているのか?特定のヘッドセットだけでボイスの障害が起きているのか?など)。もしこういった設定が問題に影響していないことがあきらかであれば、この欄は空欄にしておいてかまいません。
##* 例:「Mac OS X 10.4.1のみで発生する」「NVIDIA GeForce Go 7800だけで発生」など
##「description(詳細説明)」には下記のような内容を記述してください
##* 確実にバグを再現できる順序(1、2、3、、、)を記述してください。手順を特定できない場合は何がバグに影響しているように見えるかを書いてください。手順は可能な限りシンプルかつ必要十分になるように心がけてください。再現手順がシンプルであればそれだけ原因の特定が容易になります。
##* 観察された(OBSERVED)現象・結果(バグが発生したときにどのようになるか)
##* 本来期待される動作(EXPECTED)(本来どのような挙動であるべきか)
##* 再度の注意ですが個人情報を含まないように注意して可能な限り詳細を書くようにお願いします。
## もしバグのスクリーンショットや動画、役に立つと思われるファイルなどがあれば「attachment(添付)」から添付することができます。注意:1ファイルは10MBまでです。後でファイルを追加することもできます。(より詳細な情報を得るための手法が[[Debug Help]]に解説してあります)
## あなたがプログラマーでパッチを添付した場合は「source version(ソースコードのバージョン)」にパッチを当てたソース版を記載して「patch attached(パッチ適用済)」にチェックをしてください。
# 最後に「Create(作成)」を押せば新しい案件が登録されます。


== 検索条件をフィルターとして保存する ==
* フィルターとは他の人と共有したい場合などのために検索条件を保存したものです。
* 上記の手順で検索を実施した後、検索パネルにある「Save(保存)」を押すことで検索結果をフィルターとして保存しておくことができます。
* フィルターには意味のわかる名前をつけましょう。例えば「すべてのプロジェクト内でアバターに関連する未解決の問題」など。
* これで次からは画面右上の「Filter(フィルター)」リンクをクリックすることでこの検索を実施することができます。もし複雑な条件での検索を何度も繰り返すことがあって簡単に実施する方法が欲しい場合、これによって時間も労力も節約することができます。


= バグ報告と機能要望の作成 =
=== 新機能の提案 ===
'''どこから手を付けたらよいのかもわからないというのなら「[http://blog.secondlife.com/2007/07/05/how-to-report-bugs-better/ よりよいバグ報告のしかた]」を参照してください。'''
この手順はバグ報告と似ています。異なっている点は以下の通りです。


== 最新情報をチェックしましょう ==
* 「issue type(案件の種類)」で「Bug(バグ)」ではなく「New Feature(新機能)」を選択します。
[[Release Notes|リリースノート]] or [[Beta Release Notes|ベータ版リリースノート]]をチェックして最新のセカンドライフへの変更をチェックしましょう。新しいバグに関する情報や内部的に変更された仕様などを見つけることができるかもしれません。例えば「土地を L$0で売ることができない」というのはバグではなくて仕様です。(訳注:「誰でも買える」の設定では L$0に設定できないようになっています。)
* 「再現手順」ではなく希望する機能の実装詳細を記載してください。もうすでに実現されていないかどうか必ず確認してください - [http://www.slhistory.org/index.php/Release_Notes リリースノート] を見ると過去の変更履歴を、[http://blog.secondlife.com/ 公式ブログを読む] と今後どんなことを予定しているか調べることができます。
 
そしてビデオカードのドライバーも更新しましょう。通常はビデオカードのハードウェアメーカーのサイト - [http://www.nvidia.com/content/drivers/drivers.asp NVIDIAオフィシャルサイト] [http://ati.amd.com/support/driver.html ATIオフィシャルサイト] - から入手できます。また、[http://www.omegadrivers.net/ オメガ ドライバーズ]からはそれらの改変バージョンがしばしば提供されています。


== その案件がすでに報告されていないかどうか調べてみましょう ==
案件が重複しないようにするのはとても大切なことです。内容が重複した案件が沢山あるのをより分けていくのは(リンデンにとってもレジデンツにとっても)時間・労力のムダになります。さらに本来その案件が集めたであろう注目度合いが分散してしまうことにもなりかねません。特に活発な案件は優先度が高くなるということもあるので、同じ案件・問題に労力を集中させたほうが効率がよくなります。


ログインした直後はダッシュボード画面になります。ここではいくつかのフィルターを使うことができ、登録された案件の もっとも最新の情報を調べることができます。例えば各プロジェクトの「all unresolved (unfixed or untested)(すべての未解決案件 - 未修正またはテスト待ち)」をクリックして その結果のフィルターをさらに編集、文章検索で絞り込んだりすることができます。もちろん自分用のフィルターを作成して登録することもいつでもできますし、。単純に簡易検索で検索をすることもできます。いずれの方法にしても いきなり案件を登録しようとする前にいくつかの方法で検索してみるのはよい練習になるでしょう。
=== セキュリティ関連の登録 ===
* セキュリティに関連する案件はセキュリティ・チームに直接報告してください。("エクスプロイト"とは他の人より優位になることができたり、許可されていないのにスクリプトを実行できたり、オブジェクトのコピーや転送・変更ができるようになったりするバグのことです。(権限関連のバグともいいます)。その他にもグリッドそのものや住人のプライバシーを侵すような可能性があるものもこれに含まれます。
* 迅速に対応するためにも報告は電子メールで security@lindenlab.com に送るようにしてください。詳細は[[security issues|セキュリティ関連]] ページを確認してください。


(あなたが見つけて報告しようとした)案件がすでに登録されていたとしても、まだできることはいくつかあります。
* 追加情報や詳細を含んだコメントを残しましょう
* バグの場合は、他の再現方法など
* 投票することによって、それが重要だと思っていることを意思表示
特定の問題についてより良い情報が多くあれば、それだけ早く改善される可能性がでてきます。


== ガイドライン ==
== 礼儀正しく ==
* セキュリティにかかわる問題やエクスプロイトはセキュリティチームへ直接連絡してください。それを使うことで 他の人よりも優位になったり、許可されていないスクリプトへのアクセスができてしまったり、コピー不可のものがコピーできてしまったり、あなたが作ったものではないものを transfer可や modify可にできてしまったり(これらはパーミッションバグとも呼ばれています)するもの、それにグリッド自体や他の住人のプライバシーを危険にさらすことができてしまうようなバグなど、それらをエクスプロイトと呼びます。早期解決のためには「Bug Hunters」グループに所属しているリンデンに連絡を取ってsecurity@lindenlab.comに詳細報告をメールしてください。詳細は [[security issues|セキュリティ問題]] を参照してください。
* (持ち物が無くなったなどの)緊急を要する案件の場合、かつ、あなたがプレミアムアカウントである場合は電話かリアルタイムのテキストチャットサポートを使用してください。[http://support.secondlife.com サポートポータル] でチケットを切っておくとよりスムースに反応を得ることができるでしょう。ただし通常、チケットが確認されるまでには 7日程度かかることに注意してください。
* バグ報告をする際には、可能であればできるだけレジデントの名前や個人情報を取り除くようにしてください。もしそのバグがあなただけ、もしくはほんの一部の人にのみ発生するようであれば [http://support.secondlife.com サポートポータル] を見て 技術サポートを得るための他の方法を検討してみてください。
* 再現が容易にできれば、それだけ早く修正をすることができます。例えば「いろんなものをアップロードしようとするとクラッシュします」ではなく、このような形で報告してみてください。
*: 例:
*:* File > Upload Image ($L10)... をクリック
*:* .JPGの代わりに .TXTファイル選択する
*:* Openボタンを押す
: あなたが書いた内容を友達にも送ってみて彼らが再現できるかどうか確認してみてください。友達が再現することができれば私達もでききるでしょう。
* 画面を撮影したものや図、動画、クラッシュログなどの関連するファイルをアップロードしてください(上限は各10MBまで)。上記の例ではアップロードするとクラッシュしてしまうとあなたが考えているファイルをアップロードしてもよいかもしれません。
* 一件のレポート内に複数の事柄を'''書かないように'''してください。
* 登録しようとしている案件が重複していないかどうかまず'''検索して調べてください'''。


== バグを報告する ==
'''注意''':[http://secondlife.com/corporate/cs.php コミュニティ・スタンダード]はPJIRAも含むSecond Lifeすべての範囲に適用されます。この規定に反するような方はパブリック・イシュー・トラッカーの使用を制限する場合があります。Pjiraはフォーラムでもブログでもありません。ポリシーについて検討する場でもありません。主にLinden Labのエンジニアと開発者向けのシステムです。
JIRAに新規のバグ報告をする手順は下記の通りです:
* 画面上部のナビゲーションバーにある「Create New Issue(新規案件の作成)」をクリック。もしリンクが見つからない場合は [[#ログイン方法|JIRAにログイン]] できているかどうか確認してください。


1枚目のページでは:
※※
* [[#プロジェクトとコンポーネント]] を参照して、登録しようとしているバグにもっとも適切なプロジェクトを選択します。
Examples of specific behavior or actions which may result in removal from the Issue Tracker:
** 注意:セキュリティ関連の内容はセキュリティチームへ直接してください。[[security issues|セキュリティ問題]]。
* Using the Issue Tracker to promote a business, cause, blog, website or anything not directly related to the issue at hand.
* 「issue type(案件の種類)」で「Bug(バグ)」を選びます。
*Personal Attacks
* 「NEXT(次へ)」をクリックします。
* Flaming, Trolling -- Flaming (posting a comment that is intended to incite anger or directly attack a person or persons) and Trolling (a post with an intentionally contrary opinion written with the intent of inciting or getting argumentative opinions) are not appropriate for the Issue Tracker. Please keep to the facts of the issue at hand. Posts that disregard this may be deleted.
* Private Discussions - Blogging your personal opinions or off-topic rants. The issue tracker is about finding solutions to bugs and problems. We love productive feedback. Please stick to the technical details of the matter at hand.
* Editing Wars - Repeated changes to a resolution, priority or classification of an issue within the issue tracker.
※※


次のページでは:
* 簡潔かつ説明がキチンとされたサマリー(タイトル)を案件に付けます。
* バグの「priority(優先度)」を選びます。例えば「blocker」バグであればプログラム自体が使い物にならなくなるレベル、「small」であればほんの表面的な問題。ドロップダウンメニューの隣にあるアイコンをクリックして詳細を確認してください。
* バグの範囲を絞り込むため「components(コンポーネント)」を選びます。Ctrlキーを押しならがクリックすることで複数のコンポーネントを選ぶことができます。
* バグの影響がある「versions(バージョン)」を選びます。自分でそのバグを確認したものだけを選ぶようにしてください。なお、「first look」を選ぶときは そのバグが First Look''だけ''に発生している場合だけにしてください。
* 「Linden Lab Issue ID(リンデンラボ案件番号)」はあなたがリンデンではない場合は一般的に空欄のままにしておいてください。サポートチケットの番号を示したいときにはこの欄ではなく、本文中に記載するようにしてください。
* そのバグが特定のハードウェアやソフトウェアでのみ発生することに気がついた場合は「envirionment(環境)」に問題が発生したそれを記載してください。セカンドライフのメニューの中の「About Second Life」を使うと それらの情報を簡単に調べることができます。いくつかの事実をもとに何が影響しているのかを推定し問題を調べる手助けをすることもできます。(例えば特定モデルのグラフィックボードには問題があった、とか あるヘッドセットはボイス機能で不具合があるなどなど)。もし構成が影響していないようであれば この欄は空欄としてください。
** 例:「Mac OS X 10.4.1のみで発生する」「NVIDIA GeForce Go 7800だけで発生」など
*「description(詳細説明)」には下記のような内容を記述してください
** 確実にバグを再現できる手順(バグを発生させる手順)、もしくは最低限 バグが発生する直前にどのようなことをしていたかを詳細に書いてください。手順は可能な限りシンプルかつ必要十分な記載を心がけてください。再現手順がシンプルであればそれだけ原因の特定が容易になります。
** 観察された現象・結果(バグが発生したときにどのようになるか)
** 本来期待される動作(本来どのような挙動であるべきか)
** フォーラムへのリンクやブログ記事など役に立つと考えられる情報
** 再度の注意ですが個人情報を含まないように注意して可能な限り詳細を書くようにお願いします。
* もしバグのスクリーンショットや動画、役に立つと思われるファイルなどがあれば「attachment(添付)」から添付することができます。注意:1ファイルは10MBまでです。後でファイルを追加することもできます。
* あなたがプログラマーでパッチを添付した場合は「source version(ソースコードのバージョン)」にパッチを当てたソース版を記載して「patch attached(パッチ適用済)」にチェックをしてください。
* 最後に「Create(作成)」を押せば新しい案件が登録されます。


== 新機能の提案 ==
この手順はバグ報告と似ています。差異は以下の通りです。


* 「issue type(案件の種類)」で「Bug(バグ)」ではなく「New Feature(新機能)」を選択します。
* 「再現手順」ではなく希望する機能の実装詳細を記載してください。もうすでに実現されていないかどうか必ず確認してください - [http://www.slhistory.org/index.php/Release_Notes リリースノート] を見ると過去の変更履歴を、[http://blog.secondlife.com/ 公式ブログを読む] と今後どんなことを予定しているか調べることができます。


== 案件に投票する ==
== 案件に投票する ==
Line 243: Line 186:


投票の結果は優先順位の決定プロセスとして使われます。注意して欲しいのは 必ずしも投票数が多いものが常に優先して処理されるわけではない点です。実現可能性を評価したり実装するための工数を見たりした結果によって 投票数が少ないが容易に実現できるものが先に処理されることもあります。
投票の結果は優先順位の決定プロセスとして使われます。注意して欲しいのは 必ずしも投票数が多いものが常に優先して処理されるわけではない点です。実現可能性を評価したり実装するための工数を見たりした結果によって 投票数が少ないが容易に実現できるものが先に処理されることもあります。


== 時々、案件の処理状況をチェックしてください ==
== 時々、案件の処理状況をチェックしてください ==
Line 251: Line 195:
※訳注:「watch」機能を使うと案件に変化があった場合に登録しているメールアドレスに通知がきます。
※訳注:「watch」機能を使うと案件に変化があった場合に登録しているメールアドレスに通知がきます。


= 案件ステータス =


== 使用可能なステータス ==
== 案件ステータス ==
 
=== 使用可能なステータス ===


リンデンラボが使用している各ステータスの意味を説明します。
リンデンラボが使用している各ステータスの意味を説明します。


; Open(オープン) : 案件が担当者による処理待ちの状態。担当者は案件を修正したり、「Resolved(処理済)」報告者へ差し戻したりします。
; Open(オープン) : 案件が担当者による処理待ちの状態。担当者は案件を修正したり、「Resolved(処理済)」報告者へ差し戻したりします。
; In Progress(処理中) : 開発者が作業中であることを示します。
; In Progress(処理中) : 開発者が作業中であることを示します。
; Reopened(再オープン) : オープンと同じです。
; Reopened(再オープン) : オープンと同じです。
; Resolved(処理済) : 報告者に案件が差し戻された状態です。対処状況にもよりますが、クローズされてはいないが檻に入った状態です。再度案件をオープンする(Reopen)するかクローズするかは報告者しだいです。
; Resolved(処理済) : 報告者に案件が差し戻された状態です。対処状況にもよりますが、クローズされてはいないが檻に入った状態です。再度案件をオープンする(Reopen)するかクローズするかは報告者しだいです。
:; Fixed(修正済) : そのバグが一般向けリリースにおいて修正された状態です。
:; Fixed(修正済) : そのバグが一般向けリリースにおいて修正された状態です。
Line 266: Line 214:
:; Duplicate(重複) : 同じ問題や提案がすでに他の案件ででており重複している状態です。
:; Duplicate(重複) : 同じ問題や提案がすでに他の案件ででており重複している状態です。
:; Needs More Info(追加情報が必要) : 情報不足で検証できない状態。
:; Needs More Info(追加情報が必要) : 情報不足で検証できない状態。
:; Under Advisement : this is used by Linden Lab for issues that tend to fall more in the category of Policy rather than being just a technical bug.  This is used to let the community know that the Pjira has been viewed and is being discussed.
:; Cannot Reproduce(再現できず) : このステータスは非常に多く使っています。どうやったら再現できるか詳細を提供してください。再現手順が示されない案件はしばらくしたらクローズされます。
:; Cannot Reproduce(再現できず) : このステータスは非常に多く使っています。どうやったら再現できるか詳細を提供してください。再現手順が示されない案件はしばらくしたらクローズされます。
:; Misfiled(区分違い) : イシュートラッカーで扱う案件ではない場合。
:; Misfiled(区分違い) : イシュートラッカーで扱う案件ではない場合。
; Closed(クローズド) : あがり。
; Closed(クローズド) : あがり。


== 「Fixed Internally(内部的に修正済)」と「Fixed(修正済)」の違いはなに? ==
これは明快です:


* 「Fixed(修正済)」は現在提供されているセカンドライフにすでに修正が反映されている状態です。
== Frequently Asked Questions ==
* 「Fixed Internally(内部的に修正済)」はリンデンラボ内では修正済だが一般にはまだリリースされていない状態です。一般向けに提供する前に品質チェックを行ったり、他の [http://en.wikipedia.org/wiki/Branching_%28software%29 分岐] と統合したりする必要があります。「ホトンド完了...近日公開!」状態と考えてください。


= どうやったらお手伝いできますか? =
See the [[Issue tracker/FAQ]] for answers to common questions!
 
 
== Searching ==
 
See the [[Issue tracker/Searching]] page for more help!
 
 
== どうやったらお手伝いできますか? ==


聞いてくれてありがとう!
聞いてくれてありがとう!


== 重複をマークしてください ==
 
=== 重複をマークしてください ===
以前からあってより多くのコメントや投票をされていたりパッチが提供されている案件と重複している新しい案件を見つけたら「Resolve(処理済)」で「Duplicate(重複)」としてしまってください。なおこれをするときは「Link(リンク)」を使って「This issue duplicates(この案件は重複しています)」と書いて親になるべき案件の番号へリンクしてください。これをすることで、どのバグがどのバグと重複しているのか みんな把握することができ、どんなバグが他のものより多く報告されているのかわかるようになります。よく報告される案件はこの方式によってより注目をあびることになり、また重複している案件自体も埋もれずに一箇所でまとめて管理することができ、かつ本当に重複しているかどうか確認することができます
以前からあってより多くのコメントや投票をされていたりパッチが提供されている案件と重複している新しい案件を見つけたら「Resolve(処理済)」で「Duplicate(重複)」としてしまってください。なおこれをするときは「Link(リンク)」を使って「This issue duplicates(この案件は重複しています)」と書いて親になるべき案件の番号へリンクしてください。これをすることで、どのバグがどのバグと重複しているのか みんな把握することができ、どんなバグが他のものより多く報告されているのかわかるようになります。よく報告される案件はこの方式によってより注目をあびることになり、また重複している案件自体も埋もれずに一箇所でまとめて管理することができ、かつ本当に重複しているかどうか確認することができます


== サポート案件を処理する ==
=== サポート案件を処理する ===
これはサポート案件とバグを切り分けできる熟練した技術者のかたに任せるべき内容です。切り分けは概して難しいものです。サポート案件に見えるものはホトンドの場合「Resolved(処理済)」とするべきです。「Resolved(処理済)」ステータスの案件は報告者に戻され、どうしてこれはサポート案件ではなく すべての人において再現可能なバグであることを示すより詳細な情報を提供することが求められます。
これはサポート案件とバグを切り分けできる熟練した技術者のかたに任せるべき内容です。切り分けは概して難しいものです。サポート案件に見えるものはホトンドの場合「Resolved(処理済)」とするべきです。「Resolved(処理済)」ステータスの案件は報告者に戻され、どうしてこれはサポート案件ではなく すべての人において再現可能なバグであることを示すより詳細な情報を提供することが求められます。


== 再現できない案件を処理する ==
=== 再現できない案件を処理する ===
バグ報告で示されている通りに同じ環境で再現テストをしてみても再現ができない場合、そのバグは処理済とするべきです。グラフィックカードなどに左右されるバグの場合で、報告の内容と異なるビデオカードをあなたが使用している場合は注意してください。この例で言えば同じ環境でなければ評価できません。これも熟練した技術者の方が担当するべき内容です。
バグ報告で示されている通りに同じ環境で再現テストをしてみても再現ができない場合、そのバグは処理済とするべきです。グラフィックカードなどに左右されるバグの場合で、報告の内容と異なるビデオカードをあなたが使用している場合は注意してください。この例で言えば同じ環境でなければ評価できません。これも熟練した技術者の方が担当するべき内容です。


== バグを再現テストする ==
=== バグを再現テストする ===
これはとても重要です!もしあなたが箇条書き、ステップ・バイ・ステップでできる再現方法を見つけることができれば リンデンラボはバグ自身とバグが修正されたかどうかだけに集中することができます。バグが再現できなければ それが修正されたかどうか確認することは不可能です。報告をした人が記述している通りにテストをして、あなたが再現できた手順をステップ・バイ・ステップで詳細に記録しましょう。そして再現できたというコメントと一緒にその記録をレポートしてください。確実に再現できるバグは開発側でも優先度が高く設定されますし、バグ・トリアージチームが効率よく働く手助けになります。
これはとても重要です!もしあなたが箇条書き、ステップ・バイ・ステップでできる再現方法を見つけることができれば リンデンラボはバグ自身とバグが修正されたかどうかだけに集中することができます。バグが再現できなければ それが修正されたかどうか確認することは不可能です。報告をした人が記述している通りにテストをして、あなたが再現できた手順をステップ・バイ・ステップで詳細に記録しましょう。そして再現できたというコメントと一緒にその記録をレポートしてください。確実に再現できるバグは開発側でも優先度が高く設定されますし、バグ・トリアージチームが効率よく働く手助けになります。
=== Sorting issues in the wrong categories ===
If an issue is in the wrong category (i.e. a VWR issue that belongs in SVC) it should never be resolved as "misfiled." Instead, a comment should be left on [http://jira.secondlife.com/browse/WEB-566 WEB-566] listing the issue and where it should be belong. A JIRA volunteer will make sure it gets moved to the appropriate place.
== Related resources ==
Want to learn more about our Issue Tracker?
* '''[[Issue Tracker Forum Transcript]]''' - Info from Rob and Aric Linden on why we have an Issue Tracker, its behind-the-scenes workings, and answers to various questions.
* [http://www.atlassian.com/software/jira/docs/latest/introduction.html JIRA user's guide] by Atlassian, creaters of JIRA

Revision as of 09:22, 23 August 2009

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貢献・寄贈
   

本サイト(JIRAも含む)へのすべての提案・投稿は セカンドライフ・プロジェクトへの貢献・寄贈に関する同意規定により管理されます。パッチやその他の情報を本サイトを利用して投稿した場合、あなたはこの同意規定を読み、理解して、条文の内容に同意したものとみなされます。

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サポートを依頼する場ではありません
   

JIRAイシュー・トラッカーは技術サポートを求めるしくみではありません。その状況について個別に調査が必要になるような個人的な問題は投稿しないでください。もしアカウント固有の問題について助けが必要であれば support resources|サポートリソース を使用してください。

JIRAイシュー・トラッカーではなくサポートを使う例:

  • "土地の月額維持費用の変更がうまく行かない"
  • "持ち物の一部が無くなってしまいました"
  • "誰かが私の L$を盗んだみたいです"

パブリック・イシュー・トラッカーは http://jira.secondlife.com で運用されています。これはSecond Lifeコミュニティによって報告された各種の案件(バグや新機能要望など)を管理する、検索可能なデーターベースです。このシステムを使ってオープンソース版、もしくは通常版のSecond Lifeを使用しているときに見つけた問題について情報提供することができます。このページではそのツールの使い方について解説を行っています。

より詳細に言うと、JIRAはAtlassianとして販売されている案件プロジェクト管理ツールです。Second Lifeでは主にオープンソース関連で使用されており、"Public JIRA"、"PJIRA"、もしくは単に"JIRA"と呼ばれることが多いです。


どのような仕組みか?

主として扱われている案件は2種類あります。バグ報告と新機能の要望です。

  • バグ報告は不具合の詳細と、その再現方法からなります。
  • 新機能の要望には機能の説明と、実際に実装される場合どのような動作をするべきかを記述します。
  1. いずれの案件の場合も、興味を持った他の住人の方が より説明や再現手順を簡略化したりすることができます。
  2. 話題の案件であれば他の住人の方からの投票を集めることでしょう。
  3. オープンソース・コミュニティのプログラマーの方であればパッチを提供したり、その案件に関連するコードそのものを修正したりすることもできます。
  4. 投票することで案件の重要度を明確にすることができます。これはバグ・トリアージュと同じです。
  5. Linden Labに確認された案件は "imported"としてLinden Lab社内のJIRAにコピーされます。これはそのバグを調査および対策を実施する予定に入れたということです

案件がリンデンの注意を引いたあとも案件のステータスをおうことができます:

  • 修正・変更がなされて、一般向けリリースを待っている状態のバグは "Fix Pending"と表示されます。
  • 変更が新バージョンのSecond Lifeで利用可能になったら "Fixed"になります。
  • 一般的にLinden Labの品質保証チームもしくはコミュニティによって修正が完了したと確認された案件は"Resolved"または"Closed"とされます。

"Fix Pending(修正適用待ち)"と"fixed(修正済)"について補足しておきます。案件のうち他の案件と明らかに重複しているもの、再現ができないもの、誤って投稿されているもの、バグではない(仕様)もの、不完全なものなども解決済や完了として処理されることがあります。


バグ報告や新機能要望を作成する

どこから手を付けてよいかわからない場合は、まず15分のこの解説ビデオを見てみてください。

<videoflash>Jofq8ClPfNg</videoflash>


バグ報告のガイドライン

  • 必ず!再現手順を示してください。(番号を振って!)。再現できないバグは調査することができません。容易に再現することができれば、それだけ速く修正することができます。
    • 「何かをアップロードしようとするとクラッシュします」という書き方は再現手順としてはあまりよくありません。再現方法は特定の順序で書くようにしてください:
      1.「アップロード」-「画像($L10)...」をクリックします。
      2.JPGではなく .TXTを選択します。
      3.Openボタンを押すと
      4.発生した現象:Second Lifeビュワーがクラッシュします。クラッシュ報告の窓も開きません。
    • 書いてみたものを友達に送って、再現できるかどうか確認してもらってください。もし友達もあなたと同じように障害を再現できるなら、私たちも再現できる可能性が高いですよね?
  • スクリーンショットや動画、クラッシュログ、その他なんでも関係のありそうなものを添付する(1ファイル10MBまで)のも検討してください。上の例で言えばあなたがアップロードしようとしてクラッシュを巻き起こしたファイルを添付すると良いでしょう。
  • 1つの案件で複数の事例を説明しないでください。それぞれ別の内容のバグは別の案件として管理する必要があります。
  • 投稿しようとしてる案件が重複していないかどうか事前に検索して確認してください。
  • バグ報告をする場合、個人を特定するような情報や住人の名前を取り除くようにしてください。もしそのバグがあなただけ、もしくは特定の少数の人々にだけ発生するのであればサポート・ポータルなどの他の手段を検討してみてください。


最新情報をチェックしましょう

  1. 案件を報告する前に更新情報をチェックして最近の変更事項をチェックしましょう。往々にして既知の問題として把握されている事項や、意図した変更であることがあります。例えば「0L$で土地を販売することができません!」というのは意図した制限であってバグではありません。(訳注:「誰でも買える」の設定では L$0に設定できないようになっています。)
  2. もう1点、ビデオドライバーは最新のものになっているかどうかもチェックしてください。より上級者の方向けにはOmega Driversという改変バージョンのドライバーもあります。


サポート情報をざっと検索すること、リンデン公式ブログに最新の情報や現状報告がでていないか見てみることをお勧めします。


その案件がすでに登録されていないかチェックしましょう

広範囲なシステム障害について案件登録をする場合は、その前にサポート・リソースを検索してみてください。またステータス・リポートの最新情報も見てみてください。

重複して案件を登録しないように注意するのはとても大事なことです。重複案件を整理してまわるのは(Linden Labのスタッフにとっても、住人にとっても)ムダな作業、ムダな時間です。本当に重要なバグや新機能要望が埋もれて注目されづらくなるという弊害もあります。より活発にやりとりがされている案件はより注目されるという原則からしても、同じ内容の問題が分かれて登録されるのは望ましくありません。

ログインするとまずダッシュボードが表示されます。ここから登録されている案件を検索して最新の情報をみることができます。例えば、show all unresolved issue(未解決の案件を全表示)を選択してそこから検索キーワードを追加して検索することができます。もちろん単純にQuick Searchボックスから検索をすることもできます。どちらでもかまいませんが、案件を登録しようとする前には必ず検索をしてみるようにしましょう!

登録しようとしていた内容がすでに案件登録されていた場合でも、まだできることがあります。
  • コメントを入れて、現象のさらなる詳細を追加する。
  • もしそれがバグであれば、他の再現方法を登録する。
  • これは重要だという意思表示をするために投票をする。
より多くの情報が集まれば、それだけ解決が容易になる可能性が高まります。


バグを報告する

JIRAに新規のバグ報告をする手順は下記の通りです:

  1. 画面上部のナビゲーションバーにある「Create New Issue(新規案件の作成)」をクリック。もしリンクが見つからない場合は JIRAにログイン できているかどうか確認してください。
  2. 1枚目のページでは:
    • #プロジェクトとコンポーネント を参照して、登録しようとしているバグにもっとも適切なプロジェクトを選択します。
    • 「issue type(案件の種類)」で「Bug(バグ)」を選びます。
    • 「NEXT(次へ)」をクリックします。
  3. 次のページでは:
    1. 簡潔かつ説明がキチンとされたサマリー(タイトル)を案件に付けます。
    2. バグの「priority(優先度)」を選びます。例えば「showstopper」バグであればプログラム自体が使い物にならなくなるレベル、「small」であればほんの表面的な問題。ドロップダウンメニューの隣にあるヘルプアイコンをクリックしてこれらの分類詳細を確認してください。
    3. バグの範囲を絞り込むため「components(コンポーネント)」を選びます。Ctrlキーを押しならがクリックすることで複数のコンポーネントを選ぶことができます。
    4. バグの影響がある「versions(バージョン)」を選びます。自分でそのバグを確認したものだけを選ぶようにしてください。なお、「first look」を選ぶときは そのバグが First Lookだけに発生している場合だけにしてください。
    5. そのバグが特定のハードウェアやソフトウェアでのみ発生することに気がついた場合は「envirionment(環境)」に問題が発生したそれを記載してください。
      • セカンドライフのメニューの中の「ヘルプ」-About Second Life...からそれらの環境情報をコピーするのが一番の手でしょう。事象を特定することには意味があります。(Windows、Mac、Linuxのどの環境か?どのグラフィックカードを使用しているのか?特定のヘッドセットだけでボイスの障害が起きているのか?など)。もしこういった設定が問題に影響していないことがあきらかであれば、この欄は空欄にしておいてかまいません。
      • 例:「Mac OS X 10.4.1のみで発生する」「NVIDIA GeForce Go 7800だけで発生」など
    6. 「description(詳細説明)」には下記のような内容を記述してください
      • 確実にバグを再現できる順序(1、2、3、、、)を記述してください。手順を特定できない場合は何がバグに影響しているように見えるかを書いてください。手順は可能な限りシンプルかつ必要十分になるように心がけてください。再現手順がシンプルであればそれだけ原因の特定が容易になります。
      • 観察された(OBSERVED)現象・結果(バグが発生したときにどのようになるか)
      • 本来期待される動作(EXPECTED)(本来どのような挙動であるべきか)
      • 再度の注意ですが個人情報を含まないように注意して可能な限り詳細を書くようにお願いします。
    7. もしバグのスクリーンショットや動画、役に立つと思われるファイルなどがあれば「attachment(添付)」から添付することができます。注意:1ファイルは10MBまでです。後でファイルを追加することもできます。(より詳細な情報を得るための手法がDebug Helpに解説してあります)
    8. あなたがプログラマーでパッチを添付した場合は「source version(ソースコードのバージョン)」にパッチを当てたソース版を記載して「patch attached(パッチ適用済)」にチェックをしてください。
  4. 最後に「Create(作成)」を押せば新しい案件が登録されます。


新機能の提案

この手順はバグ報告と似ています。異なっている点は以下の通りです。

  • 「issue type(案件の種類)」で「Bug(バグ)」ではなく「New Feature(新機能)」を選択します。
  • 「再現手順」ではなく希望する機能の実装詳細を記載してください。もうすでに実現されていないかどうか必ず確認してください - リリースノート を見ると過去の変更履歴を、公式ブログを読む と今後どんなことを予定しているか調べることができます。


セキュリティ関連の登録

  • セキュリティに関連する案件はセキュリティ・チームに直接報告してください。("エクスプロイト"とは他の人より優位になることができたり、許可されていないのにスクリプトを実行できたり、オブジェクトのコピーや転送・変更ができるようになったりするバグのことです。(権限関連のバグともいいます)。その他にもグリッドそのものや住人のプライバシーを侵すような可能性があるものもこれに含まれます。
  • 迅速に対応するためにも報告は電子メールで security@lindenlab.com に送るようにしてください。詳細はセキュリティ関連 ページを確認してください。


礼儀正しく

注意コミュニティ・スタンダードはPJIRAも含むSecond Lifeすべての範囲に適用されます。この規定に反するような方はパブリック・イシュー・トラッカーの使用を制限する場合があります。Pjiraはフォーラムでもブログでもありません。ポリシーについて検討する場でもありません。主にLinden Labのエンジニアと開発者向けのシステムです。

※※ Examples of specific behavior or actions which may result in removal from the Issue Tracker:

  • Using the Issue Tracker to promote a business, cause, blog, website or anything not directly related to the issue at hand.
  • Personal Attacks
  • Flaming, Trolling -- Flaming (posting a comment that is intended to incite anger or directly attack a person or persons) and Trolling (a post with an intentionally contrary opinion written with the intent of inciting or getting argumentative opinions) are not appropriate for the Issue Tracker. Please keep to the facts of the issue at hand. Posts that disregard this may be deleted.
  • Private Discussions - Blogging your personal opinions or off-topic rants. The issue tracker is about finding solutions to bugs and problems. We love productive feedback. Please stick to the technical details of the matter at hand.
  • Editing Wars - Repeated changes to a resolution, priority or classification of an issue within the issue tracker.

※※



案件に投票する

新機能や修正して欲しいと思うバグに投票することができます。view all issues by # of votes で投票数順にすべての案件を見ることもできます。JIRAでは approval voting と呼ばれる投票システムをとっています。各案件に 1票、いくらでも好きなだけの案件に投票することができます。

投票の結果は優先順位の決定プロセスとして使われます。注意して欲しいのは 必ずしも投票数が多いものが常に優先して処理されるわけではない点です。実現可能性を評価したり実装するための工数を見たりした結果によって 投票数が少ないが容易に実現できるものが先に処理されることもあります。


時々、案件の処理状況をチェックしてください

リンデンラボは jira.secondlife.com にあげられる案件を定期的にレビューしています。技術チームはまれに追加情報を報告者の方や 他の協力者の方々へ求めることがあります。JIRAの電子メール機能は使えないようになっていますので 時々 自分が作成した案件やコメントを入れたものをチェックするようにすると良いでしょう。

内部的に問題が解決した場合、外部サイト(パブリックJIRA)にも結果が反映されます。ですので自分の案件を定期的にチェックするようにしてください。

※訳注:「watch」機能を使うと案件に変化があった場合に登録しているメールアドレスに通知がきます。


案件ステータス

使用可能なステータス

リンデンラボが使用している各ステータスの意味を説明します。

Open(オープン)
案件が担当者による処理待ちの状態。担当者は案件を修正したり、「Resolved(処理済)」報告者へ差し戻したりします。
In Progress(処理中)
開発者が作業中であることを示します。
Reopened(再オープン)
オープンと同じです。
Resolved(処理済)
報告者に案件が差し戻された状態です。対処状況にもよりますが、クローズされてはいないが檻に入った状態です。再度案件をオープンする(Reopen)するかクローズするかは報告者しだいです。
Fixed(修正済)
そのバグが一般向けリリースにおいて修正された状態です。
Fixed Internally(内部的に修正済)
近々公開予定のコードで修正済の状態です。
Won't Fix(修正不可)
修正することができないものとして担当者が認識した状態です。
Duplicate(重複)
同じ問題や提案がすでに他の案件ででており重複している状態です。
Needs More Info(追加情報が必要)
情報不足で検証できない状態。
Under Advisement
this is used by Linden Lab for issues that tend to fall more in the category of Policy rather than being just a technical bug. This is used to let the community know that the Pjira has been viewed and is being discussed.
Cannot Reproduce(再現できず)
このステータスは非常に多く使っています。どうやったら再現できるか詳細を提供してください。再現手順が示されない案件はしばらくしたらクローズされます。
Misfiled(区分違い)
イシュートラッカーで扱う案件ではない場合。
Closed(クローズド)
あがり。


Frequently Asked Questions

See the Issue tracker/FAQ for answers to common questions!


Searching

See the Issue tracker/Searching page for more help!


どうやったらお手伝いできますか?

聞いてくれてありがとう!


重複をマークしてください

以前からあってより多くのコメントや投票をされていたりパッチが提供されている案件と重複している新しい案件を見つけたら「Resolve(処理済)」で「Duplicate(重複)」としてしまってください。なおこれをするときは「Link(リンク)」を使って「This issue duplicates(この案件は重複しています)」と書いて親になるべき案件の番号へリンクしてください。これをすることで、どのバグがどのバグと重複しているのか みんな把握することができ、どんなバグが他のものより多く報告されているのかわかるようになります。よく報告される案件はこの方式によってより注目をあびることになり、また重複している案件自体も埋もれずに一箇所でまとめて管理することができ、かつ本当に重複しているかどうか確認することができます

サポート案件を処理する

これはサポート案件とバグを切り分けできる熟練した技術者のかたに任せるべき内容です。切り分けは概して難しいものです。サポート案件に見えるものはホトンドの場合「Resolved(処理済)」とするべきです。「Resolved(処理済)」ステータスの案件は報告者に戻され、どうしてこれはサポート案件ではなく すべての人において再現可能なバグであることを示すより詳細な情報を提供することが求められます。

再現できない案件を処理する

バグ報告で示されている通りに同じ環境で再現テストをしてみても再現ができない場合、そのバグは処理済とするべきです。グラフィックカードなどに左右されるバグの場合で、報告の内容と異なるビデオカードをあなたが使用している場合は注意してください。この例で言えば同じ環境でなければ評価できません。これも熟練した技術者の方が担当するべき内容です。

バグを再現テストする

これはとても重要です!もしあなたが箇条書き、ステップ・バイ・ステップでできる再現方法を見つけることができれば リンデンラボはバグ自身とバグが修正されたかどうかだけに集中することができます。バグが再現できなければ それが修正されたかどうか確認することは不可能です。報告をした人が記述している通りにテストをして、あなたが再現できた手順をステップ・バイ・ステップで詳細に記録しましょう。そして再現できたというコメントと一緒にその記録をレポートしてください。確実に再現できるバグは開発側でも優先度が高く設定されますし、バグ・トリアージチームが効率よく働く手助けになります。

Sorting issues in the wrong categories

If an issue is in the wrong category (i.e. a VWR issue that belongs in SVC) it should never be resolved as "misfiled." Instead, a comment should be left on WEB-566 listing the issue and where it should be belong. A JIRA volunteer will make sure it gets moved to the appropriate place.

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