Linden Lab公認:ボット(Bot)に関するインワールドの方針

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概要

以下は、2009年4月23日に公式Second Life Blogに投稿されたボットに関する方針をまとめた投稿(英語)からの抜粋です。

次のゴールを念頭に入れてボットに関する方針が定められています:

  1. 全ての住人の方々が情報豊か且つ不快な思いをせずに検索を行うため
  2. 掲載する人にとって公平性と信頼性のある検索サービスを提供するため

キャンプまたはトラフィックボット

ほとんどの人が、トラフィックを操作(結果的に検索ランキングの操作)するためにボットを使うのは不正だと感じています。検索に関してだけでなく、メインランドリージョンのリソースに与える負荷や、住人に与える影響も考慮する必要があります。

そのため、区画のトラフィックをボットを使って水増しすることにより不正に検索を有利にしようとする行為を違反とする方針を定めます。この方針は、検索に出てくるメインランドとプライベートエステート双方に適用されます。


どのように実施されますか?

  • 定期的に検索結果のモニターを行い、ボットの使用が不正に検索結果を有利にさせていることがはっきりしたところでそれを迷惑行為として取り扱います。
    • これに関する嫌がらせ報告は不要です。検索結果の常時監視をしています。
  • 最初に土地オーナに警告を促すメッセージを送ることから始めますが、その状態が続くようならアカウント停止や検索からの除去に進みます。
    • この決定が不服なら誰でも通常の嫌がらせの報告手続きを利用できます。
  • 私たちはボットを Second Life から禁止したり除去したりしないつもりです。

ランドボットの未来

安全にウェブサイトで取引を行う方法を開発するにつれて、ランドボットがなくなっていくと予想されます。それまでのあいだは、ランドボットに関わる次のタイプのケースは違反行為として扱われます。

  • ランドボットが検索システムや地域に不合理な負荷を引き起こしているケース
  • ウェルカムエリアやインフォハブでいつも動けなくなって邪魔になっているケース
    • これには膨大な数のランドボットを使用してたくさんの検索リクエストを投げることによる検索システムのレスポンス低下の回避が含まれています。

まとめ

まとめると、

  • トラフィックを増やすためのボットの使用は、違反行為となります。
  • ボットの使用は大丈夫です。私たちはインワールドにおけるボットの正しい使用を支持します。しかし、不適切な使用については対処していきます。
  • トラフィックは、土地の価値を測る指標として今後も残していきます。
  • 今のところ責任をもったランドボットの使用は許容できますが、濫用される場合は次なる対策が取られます。



Special thanks to Jinko Spitteler for translating this article !