Difference between revisions of "LlParseStringKeepNulls/ja"

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{{LSL_Function/ja
{{LSL_Function/ja
{{#vardefine:p_src_desc|切り分け対象の文字列。}}
{{#vardefine:p_src_desc|元の文字列}}
{{#vardefine:p_separators_desc|区切り文字列。切り分け後、戻り値には含まれない。}}
{{#vardefine:p_separators_desc|破棄される区切り文字}}
{{#vardefine:p_spacers_desc|区切り文字列。切り分け後、戻り値に要素として含まれる。}}
{{#vardefine:p_spacers_desc|維持されるスペーサー}}
{{#vardefine:p_ParseStringKeepNulls_desc|boolean}}
{{#vardefine:p_ParseStringKeepNulls_desc|真偽値}}
|func_id=285|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func_id=285|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=llParseStringKeepNulls|return_type=list
|func=llParseStringKeepNulls|return_type=list|p1_type=string|p1_name=src|p2_type=list|p2_name=separators|p3_type=list|p3_name=spacers
|p1_type=string|p1_name=src
|func_footnote
|p2_type=list|p2_name=separators
|p3_type=list|p3_name=spacers
|func_footnote='''separators''' の要素は、戻り値のリストには入りません。<br />
'''spacers''' の要素は、戻り値のリストにも要素として入ります。<br />
区切り文字列が連続した場合、その間の空文字列分も、戻り値の要素になります。
|func_desc
|func_desc
|return_text='''separators''' および '''spacers''' を区切り文字列として '''src''' を切り分けたリスト
|return_text='''src''' を区切ってリストにし、'''separators''' を破棄して、'''spacers''' を維持し、空となった要素はそのままにしたもの
|spec=
|spec=
戻り値で空文字列の要素が保持される点を除けば、{{LSLG/ja|llParseString2List}} と同じ動作をします。Null もしくは空の要素を含むリストを切り分ける場合に有用です。(それらを含めないと要素の配置やインデックスがずれてしまいます。)
戻り値で空文字列の要素が保持される点を除けば、{{LSLG/ja|llParseString2List}} と同じ動作をします。Null もしくは空の要素を含む (そしてその空要素をを取り除くとデータの配置や要素のインデックスがぐちゃぐちゃになる) リストを切り分ける場合に有用です。


llParseListKeepNulls("", ["~"], []) は [""] を返します。
llParseListKeepNulls("", ["~"], []) は [""] を返します。
|caveats=
|caveats=
*引数の separators と spacers はそれぞれ先頭 8 要素だけが有効です。
*引数の separators と spacers はそれぞれ先頭 8 要素だけが有効です。それを超えた分は無視されます。(これが問題になる場合は、以下の Useful Snippets の項を参照してください。)
*separators と spacers の要素は全て string 型でなければいけません。それ以外のデータ型は無視されます。
*separators と spacers の要素は全て string 型でなければいけません。それ以外のデータ型は無視されます。
*separators は spacers よりも優先的に扱われます。マッチングは src の先頭から開始されます。src のマッチング位置において、separators の各要素、次いで spacers の各要素とマッチングが行なわれ、それから次のマッチング位置へ移動します。
*separators は spacers よりも優先的に扱われます。マッチングは src の先頭から開始されます。src のマッチング位置において、separators の各要素、次いで spacers の各要素とマッチングが行なわれ、それから次のマッチング位置へ移動します。
*separators と spacers で要素の重複があっても、動作に支障はありません。
*separators と spacers で要素の重複があっても、動作に支障はありません。
*戻り値の要素は全て string 型です。他のデータ型として扱うならば {{LSLG/ja|llList2String}} で明示的に型キャストしてください。llList2* 関数による暗黙の型キャストをあてにしないでください。(vector 型、rotation 型では期待通りの変換結果が得られない。)
*戻り値の要素は全て string 型です。他のデータ型として扱うならば {{LSLG/ja|llList2String}} で明示的に型キャストしてください。llList2* 関数による暗黙の型キャストをあてにしないでください。 (これは通常デフォルト値を返却するため)
*戻り値を直接処理するのでないならば、戻り値を必ず変数へ格納してください。
*戻り値を直接処理するのでないならば、戻り値を必ず変数へ格納してください。
|constants
|constants
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}</lsl>
}</lsl>
|helpers=
|helpers=
'''spacers や separators で 8 個以上の要素を扱う例:'''
'''separator/spacer の数の制限を回避するか、非常に大きなものにする代替関数'''
{{{!}}
{{{!}}
{{LSL DefineRow||[[ParseString2List]]|{{LSLG/ja|llParseString2List}} および {{LSLG/ja|llParseStringKeepNulls}} と全く同じ処理を行なう関数}}
{{LSL DefineRow||[[ParseString2List]]|{{LSLG/ja|llParseString2List}} および {{LSLG/ja|llParseStringKeepNulls}} と全く同じ処理を行う関数}}
{{LSL DefineRow||[[Separate Words|separateWords]]|追加の前提条件を除けば {{LSLG/ja|llParseString2List}} と全く同じ処理を行なう関数。}}
{{LSL DefineRow||[[Separate Words|separateWords]]|追加の前提条件を守れば、 {{LSLG/ja|llParseString2List}} と全く同じ処理を行う関数。}}
{{!}}}
{{!}}}
|also_functions={{LSL DefineRow||{{LSLG/ja|llParseString2List}}}}
|also_functions={{LSL DefineRow||{{LSLG/ja|llParseString2List}}}}

Revision as of 05:45, 6 May 2010

要約

関数: list llParseStringKeepNulls( string src, list separators, list spacers );

src を区切ってリストにし、separators を破棄して、spacers を維持し、空となった要素はそのままにしたものを list で返します。

• string src 元の文字列
• list separators 破棄される区切り文字
• list spacers 維持されるスペーサー

仕様

戻り値で空文字列の要素が保持される点を除けば、llParseString2List と同じ動作をします。Null もしくは空の要素を含む (そしてその空要素をを取り除くとデータの配置や要素のインデックスがぐちゃぐちゃになる) リストを切り分ける場合に有用です。

llParseListKeepNulls("", ["~"], []) は [""] を返します。

警告

  • 引数の separators と spacers はそれぞれ先頭 8 要素だけが有効です。それを超えた分は無視されます。(これが問題になる場合は、以下の Useful Snippets の項を参照してください。)
  • separators と spacers の要素は全て string 型でなければいけません。それ以外のデータ型は無視されます。
  • separators は spacers よりも優先的に扱われます。マッチングは src の先頭から開始されます。src のマッチング位置において、separators の各要素、次いで spacers の各要素とマッチングが行なわれ、それから次のマッチング位置へ移動します。
  • separators と spacers で要素の重複があっても、動作に支障はありません。
  • 戻り値の要素は全て string 型です。他のデータ型として扱うならば llList2String で明示的に型キャストしてください。llList2* 関数による暗黙の型キャストをあてにしないでください。 (これは通常デフォルト値を返却するため)
  • 戻り値を直接処理するのでないならば、戻り値を必ず変数へ格納してください。
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サンプル

<lsl>default {

   state_entry()
   {
       // 以下のように出力されます:
       // <A><crazy><fox><.><Saw><the><moon><.><.>
       string my_string = "A crazy fox.  Saw the moon..";
       list my_list = llParseString2List(my_string,[" "],["."]);
       llOwnerSay("<" + llDumpList2String(my_list,"><") + ">");
       
       // 以下のように出力されます:
       //  <A><crazy><fox><.><><><Saw><the><moon><.><><.><>
       my_list = llParseStringKeepNulls(my_string,[" "],["."]);
       llOwnerSay("<" + llDumpList2String(my_list,"><") + ">");
   }
}</lsl>

便利なスニペット

separator/spacer の数の制限を回避するか、非常に大きなものにする代替関数

•  ParseString2List llParseString2List および llParseStringKeepNulls と全く同じ処理を行う関数
•  separateWords 追加の前提条件を守れば、 llParseString2List と全く同じ処理を行う関数。

関連項目

特記事項

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Signature

function list llParseStringKeepNulls( string src, list separators, list spacers );
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