Difference between revisions of "LlParseString2List/ja"

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|cat4
}}
}}

Revision as of 05:24, 12 April 2010

要約

関数: list llParseString2List( string src, list separators, list spacers );

separators および spacers を区切り文字列として src を切り分けたリストを list で返します。

• string src 切り分け対象の文字列。
• list separators 区切り文字列。切り分け後、戻り値には含まれない。
• list spacers 区切り文字列。切り分け後、戻り値に要素として含まれる。

separators の要素は、戻り値のリストには入りません。
spacers の要素は、戻り値のリストにも要素として入ります。
区切り文字列が連続した場合、その間の空文字列分は、戻り値の要素になりません。

警告

  • 戻り値のリストでは、空文字列の要素 (spacer や separator が隣接したり、src の先頭・末尾にあった場合に作られ得る) は全て削除されます。
    • (例えばリストの並びを保持したい等) 空文字列の要素を敢えて保持したい場合は、代わりに llParseStringKeepNulls を使ってください。
  • 引数の separators と spacers はそれぞれ先頭 8 要素だけが有効です。それを超えた分は無視されます。(これが問題になる場合は、以下の Useful Snippets の項を参照してください。)
  • separators と spacers の要素は全て string 型でなければいけません。それ以外のデータ型は無視されます。
  • separators は spacers よりも優先的に扱われます。マッチングは src の先頭から開始されます。src のマッチング位置において、separators の各要素、次いで spacers の各要素とマッチングが行なわれ、それから次のマッチング位置へ移動します。
  • separators と spacers で要素の重複があっても、動作に支障はありません。
  • 戻り値の要素は全て string 型です。他のデータ型として扱うならば llList2String で明示的に型キャストしてください。llList2* 関数による暗黙の型キャストをあてにしないでください。(vector 型、rotation 型では期待通りの変換結果が得られない。)
  • 戻り値を直接処理するのでないならば、戻り値を必ず変数へ格納してください。

サンプル

<lsl>default {

   state_entry()
   {
       // 以下のように出力されます:
       // <A><crazy><fox><.><Saw><the><moon><.><.>
       string my_string = "A crazy fox.  Saw the moon..";
       list my_list = llParseString2List(my_string,[" "],["."]);
       llOwnerSay("<" + llDumpList2String(my_list,"><") + ">");
       
       // 以下のように出力されます:
       //  <A><crazy><fox><.><><><Saw><the><moon><.><><.><>
       my_list = llParseStringKeepNulls(my_string,[" "],["."]);
       llOwnerSay("<" + llDumpList2String(my_list,"><") + ">");
   }
}</lsl>

便利なスニペット

spacers や separators で 8 個以上の要素を扱う例:

•  ParseString2List llParseString2List および llParseStringKeepNulls と全く同じ処理を行なう関数
•  separateWords 追加の前提条件を除けば llParseString2List と全く同じ処理を行なう関数。

注意点

separator は、文字列をそこで区切るものであり、区切った結果には含まれません。

一方 spacer は、文字列をそこで区切るものであり、区切った結果に含まれます。

<lsl>string myString = "What Are You Looking At?";

llSay(0, (string)llParseString2List(myString, ["W", "A", "Y", "L", "A"], [] )); //出力: hat re ou ooking t?

llSay(0, (string)llParseString2List(myString, [], ["W", "A", "Y", "L", "A"] ) ); //出力: What Are You Looking At?</lsl>

separators の要素に " " を使うと、英文は単語に切り分けられます。

spacers に何も指定したくない場合は [] としてください。

separators や spacers の空文字列の要素は無視されます。

関連項目

特記事項

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Signature

function list llParseString2List( string src, list separators, list spacers );
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