Difference between revisions of "LlDeleteSubString/ja"

From Second Life Wiki
Jump to navigation Jump to search
m (Undo revision 851852 by Mako Nozaki (Talk))
 
(One intermediate revision by one other user not shown)
Line 8: Line 8:
|p2_type=integer|p2_name=start
|p2_type=integer|p2_name=start
|p3_type=integer|p3_name=end
|p3_type=integer|p3_name=end
|func_footnote='''start''' および '''end''' の位置にある文字も削除されます。<br/>
|func_footnote='''start''' および '''end''' の位置にある文字も削除されます。
先頭文字は {{HoverText|0|zero}} 文字目です。<br/>
全角文字も 1 文字として数えます。
|func_desc
|func_desc
|return_text='''src''' のうち '''start''' 文字目から '''end''' 文字目までの範囲を取り除いた文字列
|return_text='''src''' のうち '''start''' 文字目から '''end''' 文字目までの範囲を取り除いた文字列
Line 16: Line 14:
|caveats
|caveats
|constants
|constants
|examples=<lsl>
|examples=<source lang="lsl2">
default
default
{
{
Line 24: Line 22:
         llDeleteSubString(ex, 4, 7); //この方法は間違い!
         llDeleteSubString(ex, 4, 7); //この方法は間違い!
     }
     }
}</lsl>
}</source>
<lsl>
<source lang="lsl2">
default
default
{
{
Line 35: Line 33:
     }
     }
}
}
</lsl>
</source>
<lsl>
<source lang="lsl2">
//-- special case
//-- special case
default
default
Line 47: Line 45:
     }
     }
}
}
</lsl>
</source>
|helpers
|helpers
|also_functions=
|also_functions=
Line 60: Line 58:
文字列の長さを確かめたい場合は {{LSLG/ja|llStringLength}} を使ってください。
文字列の長さを確かめたい場合は {{LSLG/ja|llStringLength}} を使ってください。


文字列から特定のキーワードだけ削除したいという場合、{{LSLG/ja|llSubStringIndex}} を使うのがオーソドックスですが、{{User|Strife Onizuka}} が作成したライブラリ [[Library_Combined_Library#str_replace|str_replace]] で簡便に済ますこともできます。
確かに、ときどきこの関数をどのように使うべきか困ることがあって、悩んでいます: スクリプトで処理されたランダムなテキスト文字列で、どこからどこまでを削除位置に指定すればよいのか分からず、困ることがあるかもしれません。{{LSLG/ja|llSubStringIndex}} は文字列の中で文字列を探すのに最もよく使われるメソッドですが、余計に入り組んだ処理になることもあります。単に文字列の中に現れる全ての文字列を削除さえすればよいというユーザは、{{User|Strife Onizuka}} [[Library_Combined_Library#str_replace|str_replace]] 関数を代わりに使用することを検討してみてはいかがでしょうか。この関数では、開始位置と終了位置を知る必要なく値を検索して、"" に置き換えます。
|cat1=String
|cat1=String
|cat2
|cat2

Latest revision as of 13:34, 25 February 2016

要約

関数: string llDeleteSubString( string src, integer start, integer end );

src のうち start 文字目から end 文字目までの範囲を取り除いた文字列を string で返します。

• string src
• integer start 開始インデックス
• integer end 終了インデックス

startend には 負のインデックス を使用できます。 start および end の位置にある文字も削除されます。

仕様

インデックス
先頭 0 -length
末尾 length - 1 -1

インデックス

  • 正のインデックスは先頭から数えます。先頭の要素は 0、末尾の要素は (length - 1) のインデックスを持ちます。
  • 負のインデックスは末尾から数えます。先頭の要素は -length、末尾の要素は -1 のインデックスを持ちます。

警告

  • start あるいは end が正常なインデックス範囲を外れていても、スクリプトはエラー表示を出さずに処理を続けます。

サンプル

default
{
    state_entry()
    {
        string ex = "abcdefghi";
        llDeleteSubString(ex, 4, 7); //この方法は間違い!
    }
}
default
{
    state_entry()
    {
        string ex = "abcdefghi";
        ex = llDeleteSubString(ex, 4, 7); //正しい方法
        llSay(0, ex); //"abcdi" と表示される。
    }
}
//-- special case
default
{
    state_entry()
    {
        string ex = "abcdefghi";
        llSay( 0, llDeleteSubString(ex, 4, 7) ); //"abcdi" と表示される。
        //-- 出力だけして 'ex' の内容を変えたくない場合はこの方法も良いでしょう。
    }
}

注意点

範囲とインデックス

インデックス範囲の説明を容易にするため、まず全てのインデックスを正 (プラス) に変換してください。負のインデックスは先頭でなく末尾から数えたもので、負のインデックスは全て対応する正のインデックスを (範囲に収まる限りは) 持ちます。末尾 (最後のインデックス) を過ぎた正のインデックス、先頭 (最初のインデックス) より前の負のインデックスは有効で、その結果は予測可能かつ信頼できます。すなわち、その要素はあたかも存在するかのように扱われますが、それは出力されるまでの間に限ります。

  • start <= end の場合、範囲は start から end となります。 [start, end]
  • start > end の場合、範囲は 0 から end、および start から -1 となります。 [0, end] + [start, -1]
    • end が先頭より前の負のインデックスの場合、範囲は [start, -1] となります。
    • end が末尾より後の正のインデックスの場合、範囲は [0, end] となります。
    • startend がいずれも有効な範囲から外れていた場合、関数は処理すべき範囲を持たないことになります。(事実上、関数の呼び出しは無駄になります。)

詳細は負のインデックスを参照してください。 インデックスはゼロから開始されます。従って start, end ともに 0 を指定した場合、最初の一文字だけ削除されます。負のインデックスは、末尾から先頭に向かって数えてゆきます。従って -1 は末尾の一文字を指すのに便利です。インデックスは正/負を取り混ぜて使えます。従って例えば位置指定の start, end にそれぞれ 0, -1 を指定した場合、文字列全体が削除されます。

文字列の長さを確かめたい場合は llStringLength を使ってください。

確かに、ときどきこの関数をどのように使うべきか困ることがあって、悩んでいます: スクリプトで処理されたランダムなテキスト文字列で、どこからどこまでを削除位置に指定すればよいのか分からず、困ることがあるかもしれません。llSubStringIndex は文字列の中で文字列を探すのに最もよく使われるメソッドですが、余計に入り組んだ処理になることもあります。単に文字列の中に現れる全ての文字列を削除さえすればよいというユーザは、Strife Onizukastr_replace 関数を代わりに使用することを検討してみてはいかがでしょうか。この関数では、開始位置と終了位置を知る必要なく値を検索して、"" に置き換えます。

特記事項

Search JIRA for related Issues

Signature

function string llDeleteSubString( string src, integer start, integer end );
この翻訳は 原文 と比べて古いですか?間違いがありますか?読みにくいですか?みんなで 修正 していきましょう! (手順はこちら)
この項目はあなたにとって参考にならない項目ですか?もしかしたらLSL Wikiの関連した項目が参考になるかもしれません。