Difference between revisions of "Category:LSL LinksetData/ja"

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{{LSL Header/ja|ml=*}}


= はじめに =
リンクセットは、LSLスクリプトで使用可能なキー/値のペアとして、最大128KiBのデータを保存できます。このデータはリンクセット内のルートプリムに関連付けられ、転送、スクリプトのリセット、オブジェクトのコピーを行っても、メモリ使用量にはカウントされません。一度設定されると、それを削除する唯一の方法は、[[llLinksetDataReset/ja|llLinksetDataReset]]または[[llLinksetDataDelete/ja|llLinksetDataDelete]]関数を使用することです。スクリプトが[[llLinksetDataReset/ja|llLinksetDataReset]]、[[llLinksetDataWrite/ja|llLinksetDataWrite]]、または[[llLinksetDataCreate/ja|llLinksetDataCreate]]関数を使用してリンクセットデータを正常に変更すると、リンクセット内のすべてのスクリプトでリンクセットデータの変更を記述し、影響を受けたキー名を説明するlinkset_dataイベントが発生します。
リンクセットデータは、リンクセットの外部では見えません。スクリプトは、実行中のリンクセットのデータにのみアクセスできます。リンクセットデータはアバターには適用されません。
リンクセットデータを持つ2つのリンクセットをマージする場合、新しいルートのデータは保持され、シミュレータは古いルートからできるだけ多くのキー値ペアを新しいルートに移動しようとします。すべてのデータに十分なスペースがない場合、シミュレータは古いルートから一部のデータを破棄します。保存されるデータは任意のものである可能性があります。
= 関数 =
{{LSL Function/Head
|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataWrite/ja|llLinksetDataWrite]]
|func_desc=リンクセットデータストア内にキー/値のペアを作成または更新します。
|p1_type=string|p1_name=name|p1_desc=データを格納するためのキー名。
|p2_type=string|p2_name=value|p2_desc=このキーに関連付ける文字列データ。
|return_type=integer|return_text=成功または失敗を示すものです。{{mono|0}}は成功を示し、正の数は失敗を示します。
|func_footer
|caveats='''value'''が空の文字列の場合、キーはリンクセットデータから削除されます。
}}
{{LSL Function/Head
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|func=[[llLinksetDataRead/ja|llLinksetDataRead]]
|func_desc=リンクセットのキー値データストアからキーに関連付けられた値を読み取ります。
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|return_type=string|return_text=キーに関連付けられたもの。キーが存在しない場合、空の文字列が返されます。
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|caveats=none
}}
{{LSL Function/Head
|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataDelete/ja|llLinksetDataDelete]]
|func_desc=リンクセットのデータストアからキーと値のペアを削除します。
|p1_type=string|p1_name=name|p1_desc=読み取るデータのキー名
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|func_footer
|caveats=none
}}
{{LSL Function/Head
|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataDeleteFound/ja|llLinksetDataDeleteFound]]
|func_desc=データストア内でパターンに一致するすべてのキーを検索し、削除しようとします。
|p1_type=string|p1_name=pattern|p1_desc=削除するキーを記述する正規表現。
|p2_type=string|p2_name=pass|p2_desc=保護されたキーを削除するためのオプションのパスフレーズ。
|return_type=list|return_text=削除またはスキップされたキーの数。
|func_footer
|caveats=none
}}
{{LSL Function/Head
|func_id=|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataReset/ja|llLinksetDataReset]]
|func_desc=リンクセットのデータストア内のすべての既存のキーと値のペアを削除します。
|return_type=|
|func_footer
|caveats=none
}}
{{LSL Function/Head
|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataAvailable/ja|llLinksetDataAvailable]]
|func_desc=リンクセットのデータストア内で利用可能なバイト数。
|return_type=integer|return_text=データストア内で利用可能な空きバイト数
|func_footer
|caveats=none
}}
{{LSL Function/Head
|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataCountKeys/ja|llLinksetDataCountKeys]]
|func_desc=データストアで使用されているキーの数を返します。
|return_type=integer|return_text=使用中の合計キー数
|func_footer
|caveats=none
}}
{{LSL Function/Head
|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataCountFound/ja|llLinksetDataCountFound]]
|func_desc=パターンに一致するリンクセットのデータストア内のキーの数を返します。
|p1_type=string|p1_name=pattern|p1_desc=キーを記述する正規表現。
|return_type=integer|return_text=パターンと一致するデータストア内のキーの数
|func_footer
|caveats=none
}}
{{LSL Function/Head
|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataListKeys/ja|llLinksetDataListKeys]]
|func_desc=リンクセットデータ内で現在使用中のキーのリストを返します。
|p1_type=integer|p1_name=first|p1_desc=最初のキーのゼロベースのインデックス。
|p2_type=integer|p2_name=count|p2_desc=リスト内で返すキー名の最大数
|return_type=list|return_text=リンクセットデータに格納されているキーの数
|func_footer
|caveats=none
}}
{{LSL Function/Head
|func_sleep=0.0|func_energy=10.0
|func=[[llLinksetDataFindKeys/ja|llLinksetDataFindKeys]]
|func_desc=リンクセットデータ内で、関数に渡された式に一致するキーのリストを返します。
|p1_type=string|p1_name=regex|p1_desc=検索するための[https://en.wikipedia.org/wiki/Regular_expression 正規表現式]
|p2_type=integer|p2_name=first|p2_desc=最初のキーのゼロベースのインデックス
|p3_type=integer|p3_name=count|p3_desc=リスト内のキー名の最大数
|return_type=list|return_text=リンクセットデータ内に格納されている正規表現に一致するキーの数。
|func_footer
|caveats=none
}}
= Events =
{{LSL Function/Head
|func=[[linkset_data/ja|linkset_data]]
|p1_type=integer|p1_name=action|p1_desc=リンクセットデータストアに対して実行されるアクション。リセット、更新、または削除。
|p2_type=string|p2_name=name|p2_desc=変更されたキーの名前。リセットの場合は空の文字列。
|p3_type=string|p3_name=value|p3_desc=キーに関連付けられた値。リセットまたは削除の場合は空の文字列。
|event_desc=リンクセットのキー/値データベースが変更された際、リンクセット内のすべてのスクリプトでトリガーされます。
}}

Revision as of 10:38, 9 October 2023

はじめに

リンクセットは、LSLスクリプトで使用可能なキー/値のペアとして、最大128KiBのデータを保存できます。このデータはリンクセット内のルートプリムに関連付けられ、転送、スクリプトのリセット、オブジェクトのコピーを行っても、メモリ使用量にはカウントされません。一度設定されると、それを削除する唯一の方法は、llLinksetDataResetまたはllLinksetDataDelete関数を使用することです。スクリプトがllLinksetDataResetllLinksetDataWrite、またはllLinksetDataCreate関数を使用してリンクセットデータを正常に変更すると、リンクセット内のすべてのスクリプトでリンクセットデータの変更を記述し、影響を受けたキー名を説明するlinkset_dataイベントが発生します。

リンクセットデータは、リンクセットの外部では見えません。スクリプトは、実行中のリンクセットのデータにのみアクセスできます。リンクセットデータはアバターには適用されません。

リンクセットデータを持つ2つのリンクセットをマージする場合、新しいルートのデータは保持され、シミュレータは古いルートからできるだけ多くのキー値ペアを新しいルートに移動しようとします。すべてのデータに十分なスペースがない場合、シミュレータは古いルートから一部のデータを破棄します。保存されるデータは任意のものである可能性があります。


関数

llLinksetDataWrite

Function: integer llLinksetDataWrite( string name, string value );

リンクセットデータストア内にキー/値のペアを作成または更新します。
Returns an integer 成功または失敗を示すものです。0は成功を示し、正の数は失敗を示します。

• string name データを格納するためのキー名。
• string value このキーに関連付ける文字列データ。
Caveats

valueが空の文字列の場合、キーはリンクセットデータから削除されます。

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llLinksetDataRead

Function: string llLinksetDataRead( string name );

リンクセットのキー値データストアからキーに関連付けられた値を読み取ります。
Returns a string キーに関連付けられたもの。キーが存在しない場合、空の文字列が返されます。

• string name データを格納するためのキー名。読み取るデータのキー名。

llLinksetDataDelete

Function: llLinksetDataDelete( string name );

リンクセットのデータストアからキーと値のペアを削除します。

• string name データを格納するためのキー名。読み取るデータのキー名。読み取るデータのキー名

llLinksetDataDeleteFound

Function: list llLinksetDataDeleteFound( string pattern, string pass );

データストア内でパターンに一致するすべてのキーを検索し、削除しようとします。
Returns a list 削除またはスキップされたキーの数。

• string pattern 削除するキーを記述する正規表現。
• string pass 保護されたキーを削除するためのオプションのパスフレーズ。

llLinksetDataReset

Function: llLinksetDataReset( );

リンクセットのデータストア内のすべての既存のキーと値のペアを削除します。

llLinksetDataAvailable

Function: integer llLinksetDataAvailable( );

リンクセットのデータストア内で利用可能なバイト数。
Returns an integer データストア内で利用可能な空きバイト数

llLinksetDataCountKeys

Function: integer llLinksetDataCountKeys( );

データストアで使用されているキーの数を返します。
Returns an integer 使用中の合計キー数

llLinksetDataCountFound

Function: integer llLinksetDataCountFound( string pattern );

パターンに一致するリンクセットのデータストア内のキーの数を返します。
Returns an integer パターンと一致するデータストア内のキーの数

• string pattern 削除するキーを記述する正規表現。キーを記述する正規表現。

llLinksetDataListKeys

Function: list llLinksetDataListKeys( integer first, integer count );

リンクセットデータ内で現在使用中のキーのリストを返します。
Returns a list リンクセットデータに格納されているキーの数

• integer first 最初のキーのゼロベースのインデックス。
• integer count リスト内で返すキー名の最大数

llLinksetDataFindKeys

Function: list llLinksetDataFindKeys( string regex, integer first, integer count );

リンクセットデータ内で、関数に渡された式に一致するキーのリストを返します。
Returns a list リンクセットデータ内に格納されている正規表現に一致するキーの数。

• string regex 検索するための正規表現式
• integer first 最初のキーのゼロベースのインデックス。最初のキーのゼロベースのインデックス
• integer count リスト内で返すキー名の最大数リスト内のキー名の最大数

Events

linkset_data

Function: linkset_data( integer action, string name, string value );
• integer action リンクセットデータストアに対して実行されるアクション。リセット、更新、または削除。
• string name データを格納するためのキー名。読み取るデータのキー名。読み取るデータのキー名変更されたキーの名前。リセットの場合は空の文字列。
• string value このキーに関連付ける文字列データ。キーに関連付けられた値。リセットまたは削除の場合は空の文字列。
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