Difference between revisions of "Compiling the viewer (Mac OS X)/ja"
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Linden Lab の [[Project Snowstorm]] は [[version control repository|バージョン管理リポジトリ]] に [http://mercurial.selenica.com Mercurial] と [http://bitbucket.org Bit Bucket] を採用しています。リポジトリは[http://hg.secondlife.com こちら]にあります。必要に応じて、''viewer-development''、''viewer-beta''、''viewer-release''、その他諸々を漁ってください。初めての場合は、おそらく ''viewer-release'' か ''viewer-beta'' を取得するのがいいでしょう。''viewer-developer'' は1週間に数回更新されるからです。しかしそうではなくて、最新のソースコードで作業したいという場合は、[[Project Snowstorm]] の最新ビルドや bitbucket の ''viewer-developer'' を漁ってください。 | |||
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ビューアのビルドによっては、前提ライブラリに依存しているものがあります(前提ライブラリの利用を敬遠していたり、許可されていなかったりする開発者のために、他のオープンソースライブラリも提供されています)。Linden の担当者はこれらのライブラリを配布しませんので、ライブラリパッケージをダウンロードしてあっても、これらのライブラリは別に取得/インストールしなければなりません。(ライセンス制約の関係からこうなっています。Linden の担当者にお願いしないでください。Linden の担当者は既に許可を求めて、断られています。だから、自分で取得してください。) | |||
=== Fmod === | === Fmod === | ||
(要手順、{{jira|STORM-406}} と {{jira|OPEN-6}} 参照のこと) | |||
== Autobuild を使ったビューアのビルド == | |||
Autobuild の設定、Autobuild を使ったビルドは、全てのプラットフォームで共通です。完全な手順は [[Build_Viewer_With_Autobuild]] にあるかもしれません。 | |||
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[[Build_Viewer_With_Autobuild]] の設定手順に従って操作していれば、''build-darwin-i386'' というディレクトリがソースディストリビューションのルートに作成されていることでしょう。そのディレクトリの中に、''SecondLife.xcodeproj'' というプロジェクトファイルがあり、それが Xcode で使えます。開くとビルドできるように正しく設定されるはずなので、あとは ''Build and Run''' をすればいいです。 | |||
== | == ビルドされたビューアはどこ? == | ||
ビルド設定を RelWithDebug (デフォルト)でビルドしたとすると、ビルドされたビューアは<code>build-darwin-i386/newview/RelWithDebInfo/Second Life.app</code>に格納されます。{{KBnote|ビルド設定を変更すると、中間ファイルの格納ディレクトリもそれに従って変更されます。例えば <code>RelWithDebInfo</code> から <code>Release</code> のようになります。2つの設定によって生成されたファイルは、お互い他の設定で生成されたファイルに影響を及ぼしません。}} | |||
新しくコンパイルしたビューアを起動する方法の一つは、Finder を使ってフォルダにアクセスし、アプリケーションをダブルクリックすることです。他の方法として、エイリアスを作成する方法があります。作成したら、そのエイリアスを使いやすいところに配置するとよいでしょう。 | |||
= ユニットテストのビルド = | |||
XCode で 'linden/indra/test/MacTester.xcodeproj' というプロジェクトを開き、'MacTester' を Active Target に指定し、ビルドします。 | |||
== | = うまくいかないとき = | ||
* [[IRC]] (irc.freenode.net #opensl) で助けを求めてください。 | |||
* [[SLDev|opensource-dev メーリングリスト]]で助けを求めてください。 | |||
* 直してください: [[Modifying CMake Files]] そしてぜひ、パッチを提供してください! | |||
= | = パッチの提供 = | ||
たぶんずっと先になるでしょうが、ソースコードに変更を加え、それを提供したい場合は、[[Submitting patches|パッチの提供]]に関するページを参照してください。 | |||
[[Category:Compiling viewer]] | |||
Revision as of 23:21, 8 June 2012
最新の情報は、Project Snowstorm ページをご確認ください。
開発ツールの入手
- Xcode 3: ほとんどの Linden 担当者は、Macintosh コンピュータでビルドするのに、Xcode 3.2 を Snow Leopard (OS X 10.6) で使っています。話を簡単にするために、mpkg の内容を全てインストールすることをお奨めします。ちなみに、最近のバージョンの Xcode には、3.1 互換のビルドオプションがあります。(Talk:Compiling_the_viewer_(Mac_OS_X)#Trying_newer_versions_of_tools を参照してください。最近の Xcode (3.2.4) は大丈夫です。)
- Xcode 4: 2011/06/08 現在、Xcode 4 ではうまくいきません。
- CMake: CMake を cmake.org から入手するか、MacPorts を使い、'port install cmake' でインストールします。CMake 2.6 以上が必須です。将来、CMake 2.8 以降が必須となるかもしれません。
- Command line Makefiles: Apple の Xcode に同梱されています。Apple の Xcode をダウンロードしてインストールしてください。
ソースコードのダウンロード
Linden Lab の Project Snowstorm は バージョン管理リポジトリ に Mercurial と Bit Bucket を採用しています。リポジトリはこちらにあります。必要に応じて、viewer-development、viewer-beta、viewer-release、その他諸々を漁ってください。初めての場合は、おそらく viewer-release か viewer-beta を取得するのがいいでしょう。viewer-developer は1週間に数回更新されるからです。しかしそうではなくて、最新のソースコードで作業したいという場合は、Project Snowstorm の最新ビルドや bitbucket の viewer-developer を漁ってください。
前提ライブラリのインストール
ビューアのビルドによっては、前提ライブラリに依存しているものがあります(前提ライブラリの利用を敬遠していたり、許可されていなかったりする開発者のために、他のオープンソースライブラリも提供されています)。Linden の担当者はこれらのライブラリを配布しませんので、ライブラリパッケージをダウンロードしてあっても、これらのライブラリは別に取得/インストールしなければなりません。(ライセンス制約の関係からこうなっています。Linden の担当者にお願いしないでください。Linden の担当者は既に許可を求めて、断られています。だから、自分で取得してください。)
Fmod
(要手順、STORM-406 と OPEN-6 参照のこと)
Autobuild を使ったビューアのビルド
Autobuild の設定、Autobuild を使ったビルドは、全てのプラットフォームで共通です。完全な手順は Build_Viewer_With_Autobuild にあるかもしれません。
Xcode
Build_Viewer_With_Autobuild の設定手順に従って操作していれば、build-darwin-i386 というディレクトリがソースディストリビューションのルートに作成されていることでしょう。そのディレクトリの中に、SecondLife.xcodeproj というプロジェクトファイルがあり、それが Xcode で使えます。開くとビルドできるように正しく設定されるはずなので、あとは Build and Run' をすればいいです。
ビルドされたビューアはどこ?
ビルド設定を RelWithDebug (デフォルト)でビルドしたとすると、ビルドされたビューアはbuild-darwin-i386/newview/RelWithDebInfo/Second Life.app
に格納されます。
Note: ビルド設定を変更すると、中間ファイルの格納ディレクトリもそれに従って変更されます。例えば RelWithDebInfo から Release のようになります。2つの設定によって生成されたファイルは、お互い他の設定で生成されたファイルに影響を及ぼしません。 |
新しくコンパイルしたビューアを起動する方法の一つは、Finder を使ってフォルダにアクセスし、アプリケーションをダブルクリックすることです。他の方法として、エイリアスを作成する方法があります。作成したら、そのエイリアスを使いやすいところに配置するとよいでしょう。
ユニットテストのビルド
XCode で 'linden/indra/test/MacTester.xcodeproj' というプロジェクトを開き、'MacTester' を Active Target に指定し、ビルドします。
うまくいかないとき
- IRC (irc.freenode.net #opensl) で助けを求めてください。
- opensource-dev メーリングリストで助けを求めてください。
- 直してください: Modifying CMake Files そしてぜひ、パッチを提供してください!
パッチの提供
たぶんずっと先になるでしょうが、ソースコードに変更を加え、それを提供したい場合は、パッチの提供に関するページを参照してください。