Difference between revisions of "Category:LSL Group/ja"

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===グループ 概要===
 
SL でいうグループとは、人々が集まった組織です。2008 年 7 月現在、グループを新規作成するには L$100 の料金がかかります。一旦作成されたグループの名称は変更できません。また以前使われた事のあるグループ名を再使用することもできません。
 
===グループ 人数===
 
グループには 2 名以上の構成員が必須です。グループの構成員が 1 名だけ、あるいは 0 名になったら、システムはいずれそのグループを削除します。グループ人数の上限については、筆者には分かりません。
 
===グループ 所属===
 
各人が所属できるグループ数の上限は 25 です (2008 年 7 月現在)。元々は 10 でしたが、バージョン 1.4.0 で 15 に引き上げられ、1.12.0 で 25 になりました。25 になってすぐ、さらにもっと増やして欲しいという声が出始めました。
 
===グループへの加入===
 
グループの創設者は加入条件を以下のいずれかに設定できます。
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<li>招待された者だけ加入できる
<li>誰でも加入できるが、参加費が有料
<li>誰でも無料で加入できる
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===グループ 特権===
 
グループの構成員は、望むならば、お互いにある種のアクセス特権を付与したり、土地代金などのような会計品目を共有することができます。ある種の販売システムは、グループ構成員に割引を提供するような設定を可能にしてくれます。{{Footnote|とはいえ、([[#sag_1|スクリプトとグループの1]] で示したような) SL のグループ機能の制限により、購入時にはグループタグをアクティブにしておかなければなりません。}}.
 
土地とオブジェクトにはグループを設定でき、グループと共有でき、またグループへ譲渡することができます。
 
なお Transfer 不可のアイテムはオーナーの変更ができないため、グループへの譲渡はできません。
 
ラジオ、テレビ、セキュリティシステムのようなオブジェクトは、それらがグループに譲渡されない限り、グループ所有の土地では機能しないでしょう。これにより、例えば Transfer 不可のラジオは、グループ所有の土地では機能しません。
 
==="アクティブ グループ"===
 
アバターがグループをアクティブにすると、頭上にそのグループ名が吹き出し表示されます。これは「グループ タグ」と呼ばれます。「グループ タグを有効にしてください」とは、そのグループをアクティブ グループにしてください、という意味です。
 
グループに加入すると、そのグループは直ちにアクティブ グループになります。(これを煩わしいと感じる人もいます。)
 
===スクリプトとグループ===
 
#<span id="sag_1"></span>スクリプトでグループを識別する
#:(2008 年 7 月現在) ある特定のアバターについて、それが参加しているグループを知る手段は無く、またアクティブにしているグループの名称を取得する手段もありません。オブジェクトに設定されたグループと、アバターがアクティブにしているグループを比較し、それが一致するか否かを判定するのがせいぜいです。これは {{LSLG/ja|llDetectedGroup}}() か {{LSLG/ja|llSameGroup}}() で行なえます。(補足すると、オブジェクトのグループと、アバターのアクティブ グループが一致するか否か、それが得られる全てであり、それ以外の情報は得られません。)
#グループに譲渡されたオブジェクトのコンテンツを見ることはできません。(訳注: 実際はオブジェクトの一覧を見られる。)
#グループへ金を配分するために {{LSLG/ja|llGiveMoney}}() を使うことは出来ません。
#オブジェクトの所有者と Rez した土地の所有者が一致しなければ動作しないような機能をスクリプトに組み込んだならば、そのオブジェクトは Transfer 可にしなければいけません。そうしてオブジェクトがグループへ譲渡可能ならば、グループ所有の土地であっても動作します。Transfer 不可にするならば、グループ所有の土地で動作しない旨をあらかじめ顧客に説明してください。
#[[LlInstantMessage/ja|インスタントメッセージ]] (IM) のような通信は、グループそれ自体へは送信できません。代替手段としては、そのグループ加入者の UUID 一覧を作成し、それから各加入者へ順繰りに IM を送信するといった手段をとらなければなりません。
#スクリプトを含んだ共同作業について。各アバターとも同じグループに加入しているという事が、[[Editing someone else's scripts and notecards/ja|スクリプトを共同で編集する]]ための前提条件の一つです。
 
===脚注===
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Latest revision as of 18:09, 18 December 2015

グループ 概要

SL でいうグループとは、人々が集まった組織です。2008 年 7 月現在、グループを新規作成するには L$100 の料金がかかります。一旦作成されたグループの名称は変更できません。また以前使われた事のあるグループ名を再使用することもできません。

グループ 人数

グループには 2 名以上の構成員が必須です。グループの構成員が 1 名だけ、あるいは 0 名になったら、システムはいずれそのグループを削除します。グループ人数の上限については、筆者には分かりません。

グループ 所属

各人が所属できるグループ数の上限は 25 です (2008 年 7 月現在)。元々は 10 でしたが、バージョン 1.4.0 で 15 に引き上げられ、1.12.0 で 25 になりました。25 になってすぐ、さらにもっと増やして欲しいという声が出始めました。

グループへの加入

グループの創設者は加入条件を以下のいずれかに設定できます。

  1. 招待された者だけ加入できる
  2. 誰でも加入できるが、参加費が有料
  3. 誰でも無料で加入できる

グループ 特権

グループの構成員は、望むならば、お互いにある種のアクセス特権を付与したり、土地代金などのような会計品目を共有することができます。ある種の販売システムは、グループ構成員に割引を提供するような設定を可能にしてくれます。[1].

土地とオブジェクトにはグループを設定でき、グループと共有でき、またグループへ譲渡することができます。

なお Transfer 不可のアイテムはオーナーの変更ができないため、グループへの譲渡はできません。

ラジオ、テレビ、セキュリティシステムのようなオブジェクトは、それらがグループに譲渡されない限り、グループ所有の土地では機能しないでしょう。これにより、例えば Transfer 不可のラジオは、グループ所有の土地では機能しません。

"アクティブ グループ"

アバターがグループをアクティブにすると、頭上にそのグループ名が吹き出し表示されます。これは「グループ タグ」と呼ばれます。「グループ タグを有効にしてください」とは、そのグループをアクティブ グループにしてください、という意味です。

グループに加入すると、そのグループは直ちにアクティブ グループになります。(これを煩わしいと感じる人もいます。)

スクリプトとグループ

  1. スクリプトでグループを識別する
    (2008 年 7 月現在) ある特定のアバターについて、それが参加しているグループを知る手段は無く、またアクティブにしているグループの名称を取得する手段もありません。オブジェクトに設定されたグループと、アバターがアクティブにしているグループを比較し、それが一致するか否かを判定するのがせいぜいです。これは llDetectedGroup() か llSameGroup() で行なえます。(補足すると、オブジェクトのグループと、アバターのアクティブ グループが一致するか否か、それが得られる全てであり、それ以外の情報は得られません。)
  2. グループに譲渡されたオブジェクトのコンテンツを見ることはできません。(訳注: 実際はオブジェクトの一覧を見られる。)
  3. グループへ金を配分するために llGiveMoney() を使うことは出来ません。
  4. オブジェクトの所有者と Rez した土地の所有者が一致しなければ動作しないような機能をスクリプトに組み込んだならば、そのオブジェクトは Transfer 可にしなければいけません。そうしてオブジェクトがグループへ譲渡可能ならば、グループ所有の土地であっても動作します。Transfer 不可にするならば、グループ所有の土地で動作しない旨をあらかじめ顧客に説明してください。
  5. インスタントメッセージ (IM) のような通信は、グループそれ自体へは送信できません。代替手段としては、そのグループ加入者の UUID 一覧を作成し、それから各加入者へ順繰りに IM を送信するといった手段をとらなければなりません。
  6. スクリプトを含んだ共同作業について。各アバターとも同じグループに加入しているという事が、スクリプトを共同で編集するための前提条件の一つです。

脚注

  1. ^ とはいえ、(スクリプトとグループの1 で示したような) SL のグループ機能の制限により、購入時にはグループタグをアクティブにしておかなければなりません。