LlTransferLindenDollars/ja

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要約

関数: key llTransferLindenDollars( key destination, integer amount );

amount L$ のお金をスクリプトのオーナーから destination のアバターへ転送します。
このkeyはtransaction historyに表示されます。もし処理が成功すれば、transaction_resultを key で返します。

• key destination アバターの UUID
• integer amount L$ の額, ゼロより大きくないといけない (amount > 0)

実行するには、llRequestPermissions による PERMISSION_DEBIT 権限がオーナーから与えられなければなりません。 transaction_resultの返り値を使用しない場合、この機能の代わりにllGiveMoneyを使用することを考慮してください。

警告

  • 権限の自動付与に頼らないようにしましょう。常に run_time_permissions イベントを使用しましょう。
  • スクリプトに PERMISSION_DEBIT の権限が不足していると、スクリプトはエラーを DEBUG_CHANNEL で叫び、操作に失敗します (しかしスクリプトは処理を続けます)。
  • PERMISSION_DEBIT がオーナー以外の人から許可され、関数が呼び出されると、 DEBUG_CHANNEL でエラーが叫ばれます。
  • いったん PERMISSION_DEBIT 権限が付与されると、スクリプトの中で (例えば、新しい llRequestPermissions 呼び出しなどにより) 権限をはく奪することができません。スクリプトはオブジェクトが derez (削除、取り外し、取り込み) されない限り権限が失われません。
  • オブジェクトからほかのオブジェクトへ払うことはできません。
  • グルーブに譲渡したオブジェクトは、お金を渡すことができません (権限は付与されません) 。
  • 地域でその住人が所有しているスクリプト全体で、30 秒間に 30 回の支払制限があります。支払いが度を過ぎるとスクリプトエラーを発生させ、過剰レートが収まるまでは支払いを中断します。以前は、ペースの速い支払いは飛び飛びに失敗していました。
  • 一度 PERMISSION_DEBIT 権限を持ったスクリプトは、アカウントの L$ を空にできます。
    • 詐欺と窃盗はLinden Labの違反と犯罪の両方にあたります。この関数を悪用すると、BAN されたり、法的措置がとられたりするリスクを冒すこととなります。さらに、LL はお金が振り込まれたアカウントを差し止め、正当な持ち主にお金を返すこともあります。関係のない取引によるものも差し戻しされ、取引にかかわったアカウントが差し止められることもあります。このシステムは詐欺師に親切なようにはできていません。

サンプル

<lsl> // Pay 100 L$ to Fred Bloggs when he touches this prim // Die if the transfer of funds was successful, else keep running

string Recipient = "Fred Bloggs"; // Authorised recipient integer Amount = 100; // Amount to pay Fred when he touches the prim

integer DebitPerms; key TransactionID;

default {

   state_entry()
   {
       // Ask the owner for permission to debit their account
       llRequestPermissions(llGetOwner(), PERMISSION_DEBIT);
   }
   run_time_permissions (integer perm)
   {
       if  (perm & PERMISSION_DEBIT)
           DebitPerms = TRUE;
   }
   touch_start(integer num_detected)
   {
       if (!DebitPerms)
           return;  // Cannot proceed - debit permissions not granted
       if (llDetectedName(0) != Recipient)
           return;  // unauthorised person is touching - ignore
       key id = llDetectedKey(0);
       TransactionID = llTransferLindenDollars(id, Amount);
   }
   transaction_result(key id, integer success, string data)
   {
       if (id != TransactionID)
           return;          // Ignore if not the expected transaction
       
       if (success)
       {
           llOwnerSay( "Transfer of L$ to " + Recipient + " was successful");
           llSleep(1.0);
           llDie();          // Die so Fred can't keep taking money
       }
       else
           llOwnerSay( "Transfer of L$ failed");
           // Keep the script running so Fred can try again
   }

}

</lsl>

注意点

  • released on main server channel on 3-Dec-2011

関連項目

イベント

•  run_time_permissions 権限取得イベント
•  transaction_result
•  money

関数

•  llGetPermissions 付与されている権限を取得します
•  llGetPermissionsKey 権限を許可したエージェントを取得します
•  llRequestPermissions 権限を要求します
•  llGiveMoney
•  llSetPayPrice

記事

•  権限/スクリプト

特記事項

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Signature

function key llTransferLindenDollars( key destination, integer amount );
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