LlList2ListStrided/ja

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要約

関数: list llList2ListStrided( list src, integer start, integer end, integer stride );

start から end の範囲で stride の倍数にあたるインデックスから採った飛び石リストの全要素を list で返します。

• list src
• integer start 開始インデックス
• integer end 終了インデックス
• integer stride

startend には 負のインデックス を使用できます。

仕様

インデックス
先頭 0 -length
末尾 length - 1 -1

インデックス

  • 正のインデックスは先頭から数えます。先頭の要素は 0、末尾の要素は (length - 1) のインデックスを持ちます。
  • 負のインデックスは末尾から数えます。先頭の要素は -length、末尾の要素は -1 のインデックスを持ちます。

警告

  • start あるいは end が正常なインデックス範囲を外れていても、スクリプトはエラー表示を出さずに処理を続けます。

サンプル

list mylist = [0,1,2,3,4,5,6];
// インデックスが 2 の倍数の要素を、リストの先頭から末尾の範囲で返す。
list result_a = llList2ListStrided(mylist,0,-1,2);
//result_a == [0,2,4,6]

// インデックスが 2 の倍数の要素を、リストの 2 番目から末尾の範囲で返す。
list result_b = llList2ListStrided(mylist,1,-1,2);
//result_b == [2,4,6]

// インデックスが 2 の倍数の要素を、リストの 3 番目から末尾の範囲で返す。
list result_c = llList2ListStrided(mylist,2,-1,2);
//result_c == [2,4,6]
list menu = ["1", "one", "2", "two", "3", "three"];
default
{
    state_entry()
    {
        llListen(10, "", llGetOwner(), "");
    }
    touch_start(integer detected)
    {
        list buttons = llList2ListStrided(menu, 0, -1, 2);
        llDialog(llDetectedKey(0), "choose a number", buttons, 10);
    }
    listen(integer channel, string obj, key id, string message)
    {
        integer index = llListFindList(menu, [message]);
        if (index != -1)
        {
            llOwnerSay("you chose " + llList2String(menu, index + 1) + " (" + message + ")");
        }
    }
}

注意点

範囲とインデックス

インデックス範囲の説明を容易にするため、まず全てのインデックスを正 (プラス) に変換してください。負のインデックスは先頭でなく末尾から数えたもので、負のインデックスは全て対応する正のインデックスを (範囲に収まる限りは) 持ちます。末尾 (最後のインデックス) を過ぎた正のインデックス、先頭 (最初のインデックス) より前の負のインデックスは有効で、その結果は予測可能かつ信頼できます。すなわち、その要素はあたかも存在するかのように扱われますが、それは出力されるまでの間に限ります。

  • start <= end の場合、範囲は start から end となります。 [start, end]
  • start > end の場合、範囲は 0 から end、および start から -1 となります。 [0, end] + [start, -1]
    • end が先頭より前の負のインデックスの場合、範囲は [start, -1] となります。
    • end が末尾より後の正のインデックスの場合、範囲は [0, end] となります。
    • startend がいずれも有効な範囲から外れていた場合、関数は処理すべき範囲を持たないことになります。(事実上、関数の呼び出しは無駄になります。)

詳細は負のインデックスを参照してください。 飛び石リストにおける "データ集合" の各先頭要素は以下のように取得できます:

list ListStridedFirstElement(list src, integer start, integer end, integer stride) {
     return llList2ListStrided(llList2List(src, start, end), 0, end, stride);
}

飛び石リストにおける "データ集合" の各二番目の要素は以下のように取得できます:

llList2ListStrided(llDeleteSubList(src, 0, 0), 0, -1, 3);

関連項目

特記事項

Search JIRA for related Issues

Signature

function list llList2ListStrided( list src, integer start, integer end, integer stride );
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