LlTarget/ja

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要約

関数: integer llTarget( vector position, float range );

この関数で、ある位置に到達したときに、スクリプトにそれを知らせることができます。
positionrange と一緒に登録し、登録解除されるまで at_targetnot_at_target のイベントを継続的に発生させ続けます。
llTargetRemove を使って目標を登録解除するためのハンドラを integer で返します。

• vector position
• float range

同じような関数が回転についてもあります: llRotTarget
この関数はオブジェクトを移動させません。移動させるには、 llSetPosllMoveToTarget を使用します。

警告

  • 位置は常に現在の地域に相対するものです。地域 A にいるときに llTarget に <100, 100, 100> を指定し、それからオブジェクトを地域 B に移動させると、目標は自動的に地域 B の <100, 100, 100> になります。
  • 地域の境界線の外に位置を設定することもできますが、 at_target は範囲が現在の地域に収まっている場合にだけ発生します。現在の地域の外にある範囲では、 at_target は発生しません。
  • 1 つのスクリプトで 8 つの目標までを設定することができます。それ以上 llTarget を呼び出すと、一番古い目標を削除します。

サンプル

<lsl> integer target_id; vector target_pos;

default {

   state_entry()
   {
       target_pos = llGetPos() + <1.0, 0.0, 0.0>;
       target_id = llTarget(target_pos, 0.5);
   }
   at_target(integer tnum, vector targetpos, vector ourpos)
   {
       if (tnum == target_id)
       {
           llOwnerSay("object is within range of target");
           llOwnerSay("target position: " + (string)targetpos + ", object is now at: " + (string)ourpos);
           llOwnerSay("this is " + (string)llVecDist(targetpos, ourpos) + " meters from the target");
           llTargetRemove(target_id);
       }
   }
   not_at_target()
   {
       llOwnerSay(
           "not there yet - object is at " + (string)llGetPos() + 
           ", which is " + (string)llVecDist(target_pos, llGetPos()) + 
           " meters from the target (" + (string)target_pos + ")"
       );
   }

}

</lsl>

関連項目

イベント

• at_target not_at_target 位置目標に達したときのイベント
• at_rot_target not_at_rot_target 回転目標に達したときのイベント

関数

•  llTargetRemove 位置目標を登録解除します
•  llRotTarget 回転目標を登録します
•  llRotTargetRemove 回転目標を登録解除します

特記事項

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Signature

function integer llTarget( vector position, float range );
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