土地
この記事は、セカンドライフの土地に関する概要を提供します。規模の小さい方から大きい方へ順に記述しています。
パーセル
単一のユーザ又はグループによって所有される土地です。面積は最小で 16m²、最大で 65,536m² です。全ては一つのリージョン内に含まれます。パーセルは 4x4 メートルの方形から構成されますが、それらは隣接している必要はありません。パーセルは整数のローカル ID と、グローバル UUID を持ちます。パーセルの設定はメニューから 世界 > 土地情報 で変更可能です。
リージョン
1 個の SIM プロセス によって維持される、名前のついた 256m x 256m (65,536 m²) の領域です。一般的な用法として、"シミュレータ" あるいは "SIM" もリージョンを意味します。しかし実際は単一のサーバ プロセスで複数のリージョンを維持可能です。リージョンは PG、マチュア (Mature)、アダルト (Adult) のいずれか に区分されます。
現在、リージョンには Full, Homestead, Openspace (別名 Void) の 3 種類があります。いずれも広さは同じですが、アバターやプリムの制限、それと料金が異なります。公式情報 については Private Region Types を、一般的な FAQ については プライベート アイランド を参照してください。
フル リージョン (Full Region)
サーバ CPU 1 個ごとに 2 個の Full Region があります。1 個のリージョンは最大で 100 名のアバターと 15,000 個のプリムを維持できます。
ホームステッド (Homestead)
2009 年 1 月に導入され、少なくとも 1 個以上の Full Region を所有している住人だけが利用できます。最大で 20 名のアバターと 3,750 個のプリムを維持でき、将来的には実行可能なスクリプトの数が制限されるかもしれません。
オープン スペース (Openspace)
Homestead と同様、少なくとも 1 個以上の Full Region を所有している住人だけが利用できます。最大で 10 名のアバターと 750 個のプリムを維持できます。
エステート
同じ規約を共有する複数リージョンの集まりで、具体的には禁止されたユーザの一覧、太陽の位置、などが挙げられます。エステートは整数の識別番号を持ちます。Estate FAQ も参照してください。
メインランド (Mainland)
リンデンが設計した大陸であり、セカンドライフ グリッドにおいて、連結されたシミュレータによる最も広大な一続きの土地です。"メインランド" はエステート ID が 1 であり、Governor Linden によって所有されています。プレミアムアカウントの住人はメインランドのパーセルを購入でき、所有する土地が 512m² を超えると月毎の地代を払う必要があります。landpricing info を参照してください。メインランドのリージョンは最大 40 名のアバターを維持できます。
プライベート アイランド (Private Estate)
プライベート エステートは住人が所有するリージョンの集まりです。住人の一部は自分の土地をレンタルしており、これによりベーシック アカウントの住人でも土地を持てます。詳細については Estate Management と Private Estate Management Companies をご覧下さい。
グリッド (Grid)
セカンドライフにおいてグリッドとは、ネットワーク化された一群のサーバによって提供される、統合されたシステムを指します。そのサーバの一部は、土地の提供を実現するシミュレータです。それらは矩形の網型に構成されます。加えて、SL グリッドはその他のサービスのセットも提供します。具体的にはアバターの属性、持ち物の管理、資産管理といったもので、それらはシミュレータから独立せずに統合されています。[1]
リンデンラボは内部テストと外部テストのためにいくつかのグリッドを運用しています。メイングリッド (Agni) から他のグリッドへの資産移動とテレポートは今のところ不可能ですが、Open Grid Protocol が発展したならば、将来は特徴の一つになるかもしれません。 一般的に思われているのとは異なり (また言葉の意味とは異なり)、ティーングリッドとメイングリッドは、エステート ID が異なるだけで、別のグリッドにあるのでなく、同じグリッド (Agni) にあります。 リンデンラボのグリッドはヒンドゥーの神々から名前をとっています。クライアントでサポートされているグリッドの多くは、一般からはアクセスできないか、もう運用されていません。接続したいグリッドを変更するには、ビューアのログイン画面で Ctrl-⇧ Shift-G を押し、ドロップダウン メニューからグリッドを選択します。 リンデンラボはグリッドの状態を参照できるよう Grid status のページ を用意しています。
Agniユーザが接続する最初のセカンドライフ グリッドです。4 巻のヴェーダに登場する火の神から名づけられました。 この wiki で何枚かの Agni グリッドに関する画像を見られます。 To download the latest client for the Agni grid click: HERE Aditiメイングリッド (Agni) に展開される前のサーバソフトウェアをテストするために住人が利用できるベータ試験用グリッドです。ヴェーダ神話で宇宙を創造した母性神から名づけられました。Aditi に関する詳細はPreview Gridを参照してください。 To download the latest client for the Aditi grid click: HERE See also: VaakVaak は Open Grid Protocol を介して OpenSimulators に接続しているグリッドです。Open Grid Public Beta に参加している Gridnaut グループのメンバーだけが利用でき、接続には OGP Viewer が必要です。 UmaUma はテスト用グリッドですが、一般向けにはもう利用できなくなったと報告されています。 |
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